特許
J-GLOBAL ID:200903036699171360

適応アンテナ受信装置、その方法及びプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 志賀 正武 ,  村山 靖彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-213108
公開番号(公開出願番号):特開2009-049658
出願日: 2007年08月17日
公開日(公表日): 2009年03月05日
要約:
【課題】シングルキャリア伝送のマルチユーザMIMOを用い、複数送信局の信号が、付加されたGI長を超える異なるタイミングで受信局が受信しても、受信信号を分離する適応アンテナ受信装置を提供する。【解決手段】本発明の適応アンテナ受信装置は、複数の送信局及び1つの受信局間の信号系列を空間上にて多重通信を行うシステムにおいて、アレーアンテナと、アレーアンテナを構成するアンテナ素子毎に接続されたM個の無線部と、入力信号を直交成分に変換するM個の直交変換器と、直交成分を分離して分岐する分岐装置と、該直交成分毎に各アンテナの信号を重み付け合成する複数指向性形成装置と、直交成分を入力し、逆直交変換を行い信号系列を出力する逆直交変換装置と、シンボル毎にダイバーシチ出力を生成するダイバーシチ受信装置と、ダイバーシチ出力の先頭及び最後の複数シンボルを削除し、中央のシンボルを抽出する信号抽出装置とを有する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
U個の送信局と1つの受信局との間にてQ個(≧U)の信号系列を空間上に多重して通信を行う無線通信システムにおいて、 M個のアンテナ素子から構成されるアレーアンテナと、 該アレーアンテナを構成するアンテナ素子毎に接続されたM個の無線部と、 該各無線部に接続され、連続して時系列に入力されるN個の入力信号をN個の直交する信号成分に変換するM個の直交変換器と、 該直交変換器にて直交変換された信号をQ個に分離し、各々を分岐するM個の分岐装置と、 該分岐装置各々から出力されるM個の信号系列を、N個の直交成分から構成される入力信号系列とし、各直交信号の成分ごとに前記各アンテナからのM個の信号を重み付け合成してK個の信号を出力するQ個の複数指向性形成装置と、 前記直交成分毎に前記複数指向性形成装置のk(=1〜K)番目出力の入力信号を入力し、逆直交変換を行いN個の信号系列を出力する、Q×K個の逆直交変換装置と、 q番目の空間上に多重化された信号系列復号を行うために、K個の該逆直交変換装置のNシンボルの出力信号を入力信号とし、シンボル毎のK個の入力信号に対してダイバーシチ出力を生成するダイバーシチ受信装置と、 該ダイバーシチ受信装置の出力信号のうち、先頭のAシンボルと最後のBシンボルを削除し、中央のN-(A+B)シンボルを抽出する信号抽出装置と、 該信号抽出装置に接続された復号装置と、 前記各送信局のアンテナと前記各アンテナ素子との間の伝達関数を推定する伝達関数推定手段と、 該伝達関数推定手段にて推定された伝達関数を入力信号とし、前記複数指向性形成装置にて用いられる重み付け値を算出する指向性制御装置と から構成されることを特徴とする適応アンテナ受信装置。
IPC (2件):
H04J 99/00 ,  H04B 7/04
FI (2件):
H04J15/00 ,  H04B7/04
Fターム (2件):
5K022FF00 ,  5K059CC04
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • OFDM信号復調装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2003-139258   出願人:日本放送協会
引用文献:
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