特許
J-GLOBAL ID:200903036703006965

自動露光制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-014609
公開番号(公開出願番号):特開平5-207361
出願日: 1992年01月30日
公開日(公表日): 1993年08月13日
要約:
【要約】【目的】 相互に重なりあうような領域を設定して映像信号の低域成分を検出し、かつ逆光時には中央に設定した枠内の暗い部分に重点をおくことにより、輝度分布の空間的移動に安定な補正を可能にする。また、ダイナミックレンジ内に収めるべき信号の実効的な最大値を推定することにより、画像中の飽和画素の状態を画像に応じて適切に保つことを可能にする。【構成】 垂直、水平方向に少なくとも1画素以上含み、かつ相互に重なりあう画面上の領域の平均輝度をLPF50で検出する。この結果を用いて補正によってダイナミックレンジ内に収めるべき信号の実効的な最大値を実効最大値推定部54で推定し、この実効最大値と中央測光部55で求められる被写体の輝度値を用いて補正量算出部56において露光補正量を算出する。ただし、中央測光部55で求められる輝度値は、逆光状態の時、中央枠内の暗い部分の平均輝度を検出するように設定している。絞り制御部9、信号処理回路5では、算出された露光補正量を用いて絞り制御や映像信号のペデスタルの補正を行う。
請求項(抜粋):
露光補正によって映像信号処理回路のダイナミックレンジ内に収めるべき映像信号の最大値を推定する実効最大値推定部と、前記実効最大値推定部の出力に基づいて露光補正量を算出する露光補正量算出部と、前記露光補正量算出部の出力を用いて絞り制御や撮像信号のペデスタルの補正を行う露光制御部を具備することを特徴とする自動露光制御装置。

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