特許
J-GLOBAL ID:200903036703793193

受信コイル用バラン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 有近 紳志郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-230993
公開番号(公開出願番号):特開平11-056812
出願日: 1997年08月27日
公開日(公表日): 1999年03月02日
要約:
【要約】【課題】 RFパルスにより誘導された起電力で大電流が流れてしまうことを防止できる受信コイル用バランを提供する。【解決手段】 長方形の受信コイル用バラン3において、長方形が第1辺H1側と第2辺H2側とに2等分されるような幾何学的配置で第3辺H3の中央点m3と第4辺H4の中央点m4の間にダイオード回路31を接続する。また、長方形が第3辺H3側と第4辺H4側とに2等分されるような幾何学的配置で第1辺H1の中央点m1の近傍まで第2辺H2の中央点m2からリード導体Aを配設し、第1辺H1の中央点m1およびその近傍の前記リード導体Aの端点から受信コイル1のデカップリング部2へ配線を引き出す。【効果】 誘導された起電力で大電流が流れてしまうことを防止でき、RFパルスの照射量の多いMRIシーケンスでも回路素子が損傷することがなくなる。
請求項(抜粋):
長方形の4辺を第1辺,第2辺,第3辺および第4辺とし、前記第1辺と前記第2辺が互いに対辺であり、前記第3辺と前記第4辺が互いに対辺であるとするとき、前記第1辺を第1インダクタと第1コンデンサの直列回路とし、前記第1辺の中央点より一方側に前記第1インダクタを配置すると共に他方側に前記第1コンデンサを配置し、前記第2辺を第2コンデンサと第2インダクタの直列回路とし、前記第2辺の中央点より一方側に前記第2コンデンサを配置すると共に他方側に前記第2インダクタを配置し、前記第3辺を前記第1辺の一方側端と前記第2辺の一方側端を接続する導体とし、前記第4辺を前記第1辺の他方側端と前記第2辺の他方側端を接続する導体とし、前記長方形が前記第1辺側と前記第2辺側とに2等分されるような幾何学的配置で前記第3辺の中央点と第4辺の中央点の間にダイオード回路を接続し、前記長方形が前記第3辺側と前記第4辺側とに2等分されるような幾何学的配置で前記第1辺の中央点の近傍まで前記第2辺の中央点からリード導体を配設し、前記第1辺の中央点およびその近傍の前記リード導体の端点から受信コイルのデカップリング部へ配線を引き出すようにしたことを特徴とする受信コイル用バラン。
IPC (4件):
A61B 5/055 ,  G01R 33/3415 ,  H01Q 21/06 ,  H03H 7/01
FI (4件):
A61B 5/05 355 ,  H01Q 21/06 ,  H03H 7/01 Z ,  G01N 24/04 520 C

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