特許
J-GLOBAL ID:200903036707270373

内燃機関のバルブタイミング調整装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-174893
公開番号(公開出願番号):特開2000-008814
出願日: 1998年06月22日
公開日(公表日): 2000年01月11日
要約:
【要約】【課題】ベーンロータとタイミングギアとの回動を所定の拘束位置で拘束するためだけの油圧室や油路を別に設けることなく、ベーンロータとタイミングギアを拘束する。【解決手段】進角側油圧室69と遅角側油圧室70とに油圧が作用していないときには、閉塞板45はスプリング46aの付勢力によっての付勢力によって付勢され、ベーンロータ41と閉塞板45との間に生じる摩擦力により、タイミングギア24aとベーンロータ41との相対回動を拘束する。進角側油圧室69と遅角側油圧室70とに油圧が作用すると、この油圧によって閉塞板45がスプリング46aの付勢力に抗して移動し、相対回動の拘束を解除する。このため、簡単な構造でタイミングギア24aとベーンロータ41の相対回動の拘束ならびに拘束解除の切換を行うことができ、コストを低くすることができる。
請求項(抜粋):
内周面に少なくとも1つの凹部を有する第1回転体と、前記凹部を第1圧力室と第2圧力室とに区画する少なくとも1つのベーンを有するとともに前記第1回転体と相対回転可能に組み合わされる第2回転体と、前記第1回転体の側面を覆うカバーと、前記第1回転体または前記第2回転体の一方を内燃機関の基準回転位相にて同期回転させる駆動軸と、前記第1回転体または前記第2回転体の他方と連動する被駆動軸と、前記第1圧力室および前記第2圧力室に印加される圧力によって前記第1回転体と前記第2回転体を相対回動させる相対回動手段とを備えた内燃機関のバルブタイミング調整装置において、前記カバーは弾性体によって前記第2回転体に付勢され、前記カバーと前記第2回転体との間に生じる摩擦力により前記第1回転体と前記第2回転体とを拘束し、前記カバーは前記第1圧力室および前記第2圧力室に印加される圧力により前記弾性体の付勢力に抗して移動し第1回転体と第2回転体の拘束を解除することを特徴とする内燃機関のバルブタイミング調整装置。
FI (2件):
F01L 1/34 E ,  F01L 1/34 Z
Fターム (19件):
3G016AA06 ,  3G016AA12 ,  3G016AA19 ,  3G016BA23 ,  3G016BA38 ,  3G016CA04 ,  3G016CA11 ,  3G016CA13 ,  3G016CA17 ,  3G016CA24 ,  3G016CA27 ,  3G016CA33 ,  3G016CA36 ,  3G016CA51 ,  3G016CA57 ,  3G016CA59 ,  3G016DA06 ,  3G016DA22 ,  3G016GA00

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