特許
J-GLOBAL ID:200903036707376260

免震要素試験装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 幸彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-183422
公開番号(公開出願番号):特開平6-026982
出願日: 1992年07月10日
公開日(公表日): 1994年02月04日
要約:
【要約】【構成】試験体1のせん断方向の変形に伴って増大するモーメントによる試験体の上下端部1の回転動を水平ガイド3,鉛直ガイド4の各々の静圧軸受3a,3bおよび4a,4bで拘束し、かつ、鉛直ガイド軸5に取付けた2分力計で試験体1に加わるせん断力と軸力とを検出し、これから水平ガイド3および鉛直ガイド4に加わるモーメント力を求め、試験装置に過大な力を加えないで、高精度に加力する。【効果】高精度で安全な免震要素の加力試験ができる。
請求項(抜粋):
試験体を搭載する振動テーブルと、前記振動テーブルを微小な摩擦力で水平方向に案内し回転動を拘束する静圧継手、前記振動テーブルを継手を介して加振する水平加振機、前記振動テーブルに搭載した試験体に上下方向に力を加える鉛直ガイド軸、前記鉛直ガイド軸を微小な摩擦力で上下方向に案内し回転動を拘束する静圧軸受、前記鉛直ガイド軸を継手を介して加振する上下加振機とからなり、前記試験体に水平単独,上下単独、もしくは水平-上下同時に加振力を与える免震要素の試験装置において、前記振動テーブルに搭載した前記試験体と前記鉛直ガイドとの間に、水平-上下2方向の力を検出する2分力計を4台備え、その水平荷重信号と上下荷重信号とから前記試験体に加わるせん断力,軸力およびモーメント力を求める荷重演算装置と、この求めた力から水平ガイドおよび鉛直ガイドに加わるモーメント力を演算し、それぞれの上限値を監視してこれを超える場合は加力を停止する保安装置とからなることを特徴とする免震要素試験装置。

前のページに戻る