特許
J-GLOBAL ID:200903036722074726

内燃機関用バルブタイミング調整装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-365573
公開番号(公開出願番号):特開2002-168103
出願日: 2000年11月30日
公開日(公表日): 2002年06月14日
要約:
【要約】【課題】 簡素な構成で、進角応答性を向上させる。【解決手段】 エンジンの吸気バルブの開閉時期の位相を連続的に可変制御する連続可変バルブタイミング調整装置を、油圧によってベーンロータ3を回転させ、タイミングロータ1に対してカムシャフトを進角側に相対回転させるための進角室24と、油圧によってベーンロータ3を回転させ、タイミングロータ1に対してカムシャフトを遅角側に相対回転させるための遅角室25と、進遅角油圧制御弁40と、進角室24と遅角室25とを連通する連通路49と、エンジン回転数が低い回転数で、且つ高油温時に連通路49を流れるオイル量を遅角室25の圧力に応じて調整する油圧ピストン53を有する流量制御弁50と、進角室24から遅角室25へのオイルの流出を阻止するボールバルブ73を有するチェック弁70とから構成することで、低コストで進角応答性を向上させるようにした。
請求項(抜粋):
内燃機関の吸気または排気バルブの開閉時期の位相を可変制御することが可能な内燃機関用バルブタイミング調整装置であって、(a)前記内燃機関のクランクシャフトと同期して回転するタイミングロータと、(b)このタイミングロータと相対回転運動が可能なカムシャフトと、(c)このカムシャフトと一体的に回転するベーンロータと、(d)油圧によって前記ベーンロータを回転させ、前記タイミングロータに対して前記カムシャフトを進角側に相対回転させるための進角油圧室と、(e)油圧によって前記ベーンロータを回転させ、前記タイミングロータに対して前記カムシャフトを遅角側に相対回転させるための遅角油圧室と、(f)油圧源およびドレンと前記進角油圧室および前記遅角油圧室とを選択的に連通することで、前記油圧源で発生した油圧を、前記進角油圧室および前記遅角油圧室に相対的に給排させる油圧給排手段と、(g)前記進角油圧室と前記遅角油圧室とを連通する連通路と、(h)この連通路に設けられて、前記遅角油圧室から前記進角油圧室へのオイルの流出を可能とし、且つ前記進角油圧室から前記遅角油圧室へのオイルの流出を阻止する弁体を有する弁装置とを備えたことを特徴とする内燃機関用バルブタイミング調整装置。
Fターム (16件):
3G018AB04 ,  3G018AB07 ,  3G018AB16 ,  3G018BA29 ,  3G018BA33 ,  3G018CA19 ,  3G018DA57 ,  3G018DA59 ,  3G018EA03 ,  3G018EA17 ,  3G018EA31 ,  3G018FA01 ,  3G018FA07 ,  3G018GA04 ,  3G018GA14 ,  3G018GA18
引用特許:
審査官引用 (5件)
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