特許
J-GLOBAL ID:200903036728237848

高真空で作製する有機光共振器素子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-067865
公開番号(公開出願番号):特開平6-283270
出願日: 1993年03月26日
公開日(公表日): 1994年10月07日
要約:
【要約】【目的】本発明の目的は、電気-光変換を実現し、情報通信分野において、表示素子,通信用発光デバイス,情報ファイル用読/書ヘッド,印刷装置などに利用する、光共振器構造を有した発光素子の特性向上を図ることにある。【構成】硝子基板,TiO2 膜とSiO2 膜を積層した半透明反射膜,透明伝導膜(ITO),ジアミン誘導体(TAD)のホール注入層,1×10-8torr以下の雰囲気で蒸着したアルミキレート(Alq3)の発光層,In金属電極から構成されてなる有機光共振器素子。【効果】本発明によれば、分子ごとに分解して蒸発した有機分子の蒸着をすることによって表面平滑性の高い有機薄膜を形成し、金属電極で生じる散乱光を低減することにより高い光共振器効果を有した発光素子を作製できる。
請求項(抜粋):
透明基体上に半透明反射層を有し、該半透明反射層上に透明導電層が配置され、該半透明導電層上に有機薄膜の発光層が設けられ、その上に電極を備えた有機電界発光素子であって、前記半透明反射層は素子層での発光の一部を透明基体側に透過し、発光の1部を発光層側に反射する機能を有し、該半透明反射層と発光層の背面の電極との間が光共振器として作用するよう構成されており、有機薄膜の形成時に、10-8torrよりガス圧の低い雰囲気を用いる素子。
IPC (2件):
H05B 33/26 ,  G02B 5/28

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