特許
J-GLOBAL ID:200903036729535648

定在波対応式能動騒音消去装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井桁 貞一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-070590
公開番号(公開出願番号):特開平6-282278
出願日: 1993年03月30日
公開日(公表日): 1994年10月07日
要約:
【要約】【目的】 導管内に発生した定在波の騒音を消去する能動騒音消去装置に関し,定在波の騒音を効果的,かつ,安価に消去することができる能動騒音消去装置を提供することを目的とする。【構成】 導管内を通って伝播する騒音を,それを相殺するような音波を発音手段から発生させて消去する能動騒音消去装置において,複数の受音手段は騒音を受音し,擬似手段は複数の受音手段の何れかからの信号をサンプリングしてその所定段数の構成要素へ入力し,騒音の振る舞いを擬似して,騒音を相殺せしめるような信号を発音手段へ出力する。検出手段は複数の受音手段からの信号を入力して,導管内に定在波の騒音が発生していることを検出し,制御手段は,検出された定在波の繰り返し周期に応じて,擬似手段がサンプリング周期を変化させ,また,所定段数の構成要素の中,使用する構成要素の段数を変化させて擬似操作を行うように制御する。
請求項(抜粋):
騒音源(7) から発生し,導管(8) 内を通って伝播する騒音を,それを相殺するような音波を発音手段(6) から発生することによって消去する能動騒音消去装置であって,前記騒音を受音する複数の受音手段(1) と,該複数の受音手段(1) の何れかからの出力信号をサンプリングしてその所定段数の構成要素へ入力し,前記騒音の振る舞いを擬似して,騒音を相殺せしめるような信号を前記発音手段(6) へ出力する擬似手段(5) と,該複数の受音手段(1) から出力される信号を入力して,導管(8) 内に定在波の騒音が発生していることを検出する検出手段(2) と,該検出手段(2) によって検出された定在波の繰り返し周期に応じて,該擬似手段(5) がサンプリング周期を変化させ,また,前記所定段数の構成要素の中,使用する構成要素の段数を変化させて擬似操作を行うように制御する制御手段(3)とを設けることを特徴とする定在波対応式能動騒音消去装置。
IPC (2件):
G10K 11/16 ,  G06F 3/05 311

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