特許
J-GLOBAL ID:200903036734690562
波形品質測定方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
草野 卓 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-326311
公開番号(公開出願番号):特開平10-173627
出願日: 1996年12月06日
公開日(公表日): 1998年06月26日
要約:
【要約】【課題】 復調することなく、短時間で精度よく測定する。【解決手段】 CDMA方式の移動局の送信信号の複素ベースバンド信号bを得(11)、その一部の信号を振幅正規化し、これを局部PN符号との同期をとり、時間基準を推定し(27)、その判定に用いた複素相関値から周波数誤差を推定し(28)、その誤差を正規化信号に対し、補正し、その補正信号から初期位相を推定してその補正を行い、その補正信号と、時間基準とからシンボル点と、これに最も近いサンプル点のずれを推定し(33)、そのずれだけずれた参照信号を作成し(35)、これと補正された信号とから、最小2乗法により残りの周波数誤差と初期位相を推定し(28)、以上の全推定値を用いて、信号bを補正し、これと参照信号とから波形品質を求める。
請求項(抜粋):
入力信号をディジタル信号に変換し、そのディジタル信号を第1複素ベースバンド信号に変換し、その第1複素ベースバンド信号における誤差パラメータを補正して補正複素ベースバンド信号を得、この補正複素ベースバンド信号と参照信号とから上記入力信号の波形品質を測定する波形品質測定方法において、上記第1複素ベースバンド信号と局部符号系列との同期をとることにより第1の信号遅延値と第1周波数誤差を求める時間基準抽出・周波数誤差推定過程と、上記第1複素ベースバンド信号に対し、上記第1周波数誤差を補正して第2複素ベースバンド信号を得る第1補正過程と、上記第2複素ベースバンド信号からキャリアの第1初期位相を求める初期位相推定過程と、上記第2複素ベースバンド信号に対し、上記第1初期位相を補正して第3複素ベースバンド信号を得る第2補正過程と、上記第3複素ベースバンド信号と上記第1の信号遅延値と上記局部符号系列とから、シンボル点とこれに最も近いサンプル点とのずれである第2の信号遅延値を求めるシンボル点推定過程と、上記第1の信号遅延値と、上記第2の信号遅延値と上記局部符号系列とからサンプル点に対し、上記第2の信号遅延だけずれた上記参照信号を生成する参照信号生成過程と、上記参照信号と上記第3複素ベースバンド信号から第2周波数誤差と第2キャリア初期位相を推定する周波数・初期位相推定過程と、上記第1複素ベースバンド信号に対し、上記第1、第2周波数誤差、上記第1、第2初期位相を補正して上記補正ベースバンド信号を得る第3補正過程とを有することを特徴とする波形品質測定方法。
IPC (2件):
FI (2件):
H04J 13/00 A
, G01R 29/08 B
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