特許
J-GLOBAL ID:200903036738188420

骨折における骨片を固定するための固定手段としての装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 板谷 康夫
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-557032
公開番号(公開出願番号):特表2006-508735
出願日: 2003年12月01日
公開日(公表日): 2006年03月16日
要約:
本発明は、骨折における骨片を固定するための固定手段における装置に関し、その固定手段(1)は、転子部における股間節骨折の際の骨片を固定するための大釘であることが好ましい。前記固定手段(1)は、スリーブと、スリーブ(5)に挿入可能且つその長手方向に配置可能であるピン(7)とを備える。前記ピン(7)は、後方部(8)と、湾曲した先端部を具備する少なくとも2つの前方部(9、10)とを有する。スリーブ(5)の前方部は、ピン(7)の前方部(9、10)が押し通されることができる開口部(13、14)を有する。ピン(7)の前方部(9、10)は、ピン(7)の後方部(8)に向かう後ろ方向に連続的に増す厚さを有する。そのため、スレーブ(5)から押し出される際に前方部(9、10)が弓状部になり、その先端部(11、12)は、ピン(7)に沿った幾何学的中心線に対して後ろ方向または実質的に後ろ方向に湾曲し、前方部(9、10)が外へ押し出された後、スリーブ(5)に位置する前方部(9、10)の部分が、骨物質(3)を把持する前方部(9、10)のその部分より厚く、したがって強固である。
請求項(抜粋):
骨折における骨片を固定するための固定手段としての装置であって、 固定手段(1)は、好ましくは転子部における股間節骨折の際の骨片を固定するための大釘であり、 前記固定手段(1)はスリーブ(5)と、スリーブ(5)に挿入可能且つその長手方向に配置可能なピン(7)とを備え、 前記ピン(7)は、後方部(8)と、湾曲した先端部(11、12)を具備する少なくとも2つの前方部(9、10)とを有し、 前記スリーブ(5)の前方部は、ピン(7)の前方部(9、10)が押し通されることができる開口部(13、14)を有する装置において、 ピン(7)の前方部(9、10)が、ピン(7)の後方部(8)に向かう後ろ方向に連続的に増す厚さ(T1とT2)を有し、そのため前記前方部(9、10)が、開口部(13、14)を介してスリーブ(5)から押し出される際に弓状になり、その先端部(11、12)がピン(7)に沿った幾何学的中心線(CLS)に対して後ろ方向または実質的に後ろ方向に湾曲し、前記前方部(9、10)が外部へ押し出された後、スリーブ(5)に位置する前方部(9、10)の部分が骨物質(3)を把持する前方部(9、10)のその部分より厚く、したがってより強固であることを特徴とする装置。
IPC (1件):
A61B 17/58
FI (1件):
A61B17/58 310
Fターム (1件):
4C060LL15

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