特許
J-GLOBAL ID:200903036749579897

特に生物学の分野において粒子分離を遠心分離技術で実施する方法及びそのための装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山川 政樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-089999
公開番号(公開出願番号):特開平10-024253
出願日: 1997年03月26日
公開日(公表日): 1998年01月27日
要約:
【要約】【課題】 最適の分離精製度が達成可能で粒子分別の際の損傷が避けられる遠心分離法を提供すること。【解決手段】 遠心分離容器(1)中に分別すべき試料(26)がカニューレ(5)を通じて入れられる。次いでカニューレ(5)を通じて、増加連続的または漸次段階的に密度の増大した密度勾配溶液(7)が導入され、試料(26)から粒子が平衡遠心分離および沈降遠心分離のいずれかによって密度勾配溶液(7)中に移動し、所定の遠心分離時間の後に別のカニューレ(17)を通じて圧力流体が閉じた遠心分離容器(1)中に導入されて試料(26)の分別された粒子を含む密度勾配溶液をカニューレ(5)を通じて排出する。
請求項(抜粋):
特に生物学の分野において粒子分離を遠心分離技術で実施するための方法であって、カニューレ(5)がその自由端(51)においてコリオリの力の不都合な作用を最小限に抑えるために、先端(1’)が先細になった遠心分離容器(1)の先端(1’)に向かって伸びている遠心分離容器(1)の中に分別すべき試料(26)が前記カニューレ(5)を通じて入れられ、次いで連続的または漸次段階的に増大された密度を持つ密度勾配溶液(7)がカニューレ(5)を通じて導入され、試料(26)から粒子が平衡遠心分離および沈降遠心分離のいずれかによって密度勾配溶液(7)の中に移動し、所定の遠心分離時間の後に別のカニューレ(17)を通じて圧力流体が閉じられた遠心分離容器(1)の中に導入され、試料(26)の分別された粒子を含む密度勾配溶液(7)をカニューレ(5)を通じて排出する方法。

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