特許
J-GLOBAL ID:200903036749948841

低クロム含量鋼の酸化

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池浦 敏明 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-509921
公開番号(公開出願番号):特表平9-503026
出願日: 1994年09月22日
公開日(公表日): 1997年03月25日
要約:
【要約】本発明は、酸素含有雰囲気下で、約200°C(473°K)〜約1400°C(1673°K)、より好ましくは300°C(573°K)〜600°C(873°K)の温度において、鉄およびクロムを有する合金(約5〜約15重量%のクロムを含有する)を酸化することによって、合金基材上に保護膜を形成する方法であり、該酸素含有雰囲気中の酸素分圧が、指定された温度範囲内において、Fe3O4およびFeOの解離圧以上、かつFe2O3の解離圧以下であると共に、十分な時間をかけて該合金の表面上に鉄-クロム酸化物(FeCr2O4)スピネルを有する膜を形成せしめることを特徴とするものである。更なる実施態様においては、該保護膜が他に珪素を含有してもよい。
請求項(抜粋):
合金基材上に保護膜を形成する方法であって、酸素含有雰囲気下で、約200°C(473°K)〜約1400°C(1673°K)、より好ましくは300°C(573°K)〜600°C(873°K)の温度で、該合金の表面上に鉄-クロム酸化物(FeCr2O4)スピネルを有する膜を形成せしめるに十分な時間で鉄およびクロムを有する合金(約5〜約15重量%のクロムを含有する)を酸化させ、この際該酸素含有雰囲気中の酸素分圧を、200°C〜560°CにおいてはFe3O4の解離圧以上、560°C〜1400°CにおいてはFeOの解離圧以上、かつ200°C〜1400°CにおいてはFe2O3の解離圧以下とすることを特徴とする前記合金基体上への保護膜形成方法。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-009428
  • 特開昭54-128449

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