特許
J-GLOBAL ID:200903036760296309

溶融紡糸装置における溶融金属噴射部構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 瀧野 秀雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-003810
公開番号(公開出願番号):特開平10-193040
出願日: 1997年01月13日
公開日(公表日): 1998年07月28日
要約:
【要約】【課題】 液中紡糸装置において、噴射する溶融金属を安定した線状に保ちつつ、ノズルの目詰まりを確実に防止すること。【解決手段】 液中紡糸装置において溶融状態の銅合金を線状にして噴射する噴射部1の坩堝本体5を有する坩堝3の外側に高周波コイル45を配置し、高周波電流の通電により坩堝本体5内の銅合金に渦電流を発生させて、銅合金を電磁加熱により溶融させ、溶融銅合金として噴射させるに当たり、坩堝本体5の溶融銅合金が噴射される噴射管9の近傍の坩堝本体5先端部分の外側に、白金製の熱源スリーブ39を配設し、高周波コイル45への高周波電流の通電に伴って銅合金と共に熱源スリーブ39にも渦電流を発生させて発熱させ、この熱源スリーブ39の発する熱により、坩堝本体5のうち噴射管9寄りの先部部分とこの噴射管9を覆うノズル部材13とを加熱する構成とした。
請求項(抜粋):
回転水槽内に配置された坩堝の外側に配置された高周波コイルにより、前記坩堝内の金属原材料を電磁加熱しつつ、該高周波コイルによる電磁加熱で前記金属原材料が溶けてできた前記坩堝内の溶融金属を、該坩堝の先端の噴射口から前記回転水槽内の冷却液体層に向けて噴射して金属細線を製造する溶融紡糸装置における前記溶融金属の噴射部の構造であって、前記坩堝の先端に取着され前記高周波コイルにより電磁加熱されて発熱する前記金属原材料よりも高融点の発熱媒体を備え、前記発熱媒体の発する熱により前記坩堝内で先端寄り部分の前記溶融金属を加熱するようにした、ことを特徴とする溶融紡糸装置における溶融金属噴射部構造。
IPC (3件):
B22D 11/01 ,  B22D 11/00 ,  B22D 11/06 380
FI (3件):
B22D 11/01 B ,  B22D 11/00 F ,  B22D 11/06 380 Z

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