特許
J-GLOBAL ID:200903036766626963

フレーム伝送装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 服部 毅巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-426057
公開番号(公開出願番号):特開2005-184709
出願日: 2003年12月24日
公開日(公表日): 2005年07月07日
要約:
【課題】 個別監視ラインを不要とし、固定帯域を確保せずに、効率よく監視フレームを加入者トラフィックに混入させて伝送する。【解決手段】 監視トークン演算部13は、最低帯域内で監視フレームに送信権利である監視トークンを与える。加入者トークン演算部14は、設定送信帯域内で加入者フレームに送信権利である加入者トークンを与える。ベストエフォート・トークン演算部15は、余剰帯域を用いた送信権利であるベストエフォート・トークンをそれぞれのフレームに与える。キュー読み出し制御部16は、監視トークン、または加入者トークンを与えた際に、監視キューQn、加入者キューQ1〜Q(n-1)からフレームすべてを読み出しきれず、残った分のキューレングスがベストエフォート・トークン以下の場合には、ベストエフォート・トークンの余剰帯域を用いて、残ったフレームをキューから読み出して出力する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
加入者トラフィックに監視フレームを混入させて、加入者フレーム及び監視フレームを伝送するフレーム伝送装置において、 加入者フレームを格納する加入者キューと、監視フレームを格納する監視キューとを持つ共通バッファと、 監視キューのレングスである監視キューレングスと、加入者キューのレングスである加入者キューレングスとを管理するキューレングス管理部と、 監視フレームを送信する際の最低帯域が設定可能であり、設定された最低帯域内で、監視フレームに送信権利を与えるための監視トークンを蓄積し、キュー読み出し判定結果にもとづいて、監視トークンを減少させる監視トークン演算部と、 加入者キュー毎に設けられ、加入者トラフィックのベストエフォート送信帯域から監視フレームの最低帯域を除いた送信帯域を、加入者キュー毎に任意に設定可能であり、設定された送信帯域内で、加入者フレームに送信権利を与えるための加入者トークンを蓄積し、キュー読み出し判定結果にもとづいて、加入者トークンを減少させる加入者トークン演算部と、 加入者トラフィックのベストエフォート送信帯域を設定可能であり、設定されたベストエフォート送信帯域内で、監視フレームまたは加入者フレームに対して、余剰帯域を用いた送信の権利を与えるためのベストエフォート・トークンを蓄積し、キュー読み出し判定結果にもとづいて、ベストエフォート・トークンを減少させるベストエフォート・トークン演算部と、 キューからフレームを読み出す際のキュー読み出し判定として、キューレングスとトークン蓄積量との比較を行い、監視キューレングスが監視トークン蓄積量以下の場合は、監視フレームを最低帯域以下で送信可能として、監視キューレングス分の監視フレームを監視キューから読み出して出力し、加入者キューレングスが加入者トークン蓄積量以下の場合は、加入者フレームを加入者キュー毎に設定された送信帯域以下で送信可能として、加入者キューレングス分の加入者フレームを加入者キューから読み出して出力し、監視キューレングスが監視トークン蓄積量を上回り、かつ監視キューレングスから監視トークン蓄積量を差し引いて監視キュー内に残る監視キューレングスが、ベストエフォート・トークン蓄積量以下の場合には、監視フレームを余剰帯域を用いて送信可能として、残りの監視キューレングス分の監視フレームを監視キューから読み出して出力し、加入者キューレングスが加入者トークン蓄積量を上回り、かつ加入者キューレングスから加入者トークン蓄積量を差し引いて加入者キュー内に残る加入者キューレングスが、ベストエフォート・トークン蓄積量以下の場合には、加入者フレームを余剰帯域を用いて送信可能として、残りの加入者キューレングス分の加入者フレームを加入者キューから読み出して出力するキュー読み出し制御部と、 を有することを特徴とするフレーム伝送装置。
IPC (1件):
H04L12/56
FI (2件):
H04L12/56 200Z ,  H04L12/56 400Z
Fターム (8件):
5K030GA11 ,  5K030HA08 ,  5K030HB11 ,  5K030JA10 ,  5K030KA03 ,  5K030KX30 ,  5K030MA13 ,  5K030MB15
引用特許:
出願人引用 (1件)

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