特許
J-GLOBAL ID:200903036767791771

自動車用駆動装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-183222
公開番号(公開出願番号):特開平11-334397
出願日: 1998年05月26日
公開日(公表日): 1999年12月07日
要約:
【要約】【課題】 エンジンと複数のモーターの2種類の動力源で遊星歯車を用いて動力伝達する、いわゆるハイブリッド自動車の駆動装置において、モーターで駆動または駆動力補助を行う無段階な変速を可能にしながら、複数の固定された変速比で機械的な動力伝達も可能にして、走行負荷の大きい場合や市街地などでの定常走行における動力伝達効率を向上させて燃費の改善を図るとともに、駆動力を大きくして加速能力や登坂能力の向上を図る。【解決手段】 遊星歯車の回転メンバーのうち、入力軸30および出力軸32と連結されたメンバーの他に、ケース46に固定した際に減速駆動するメンバーA(第1サンギヤ12)と、ケース46に固定した際に増速駆動するメンバーB(第2リングギヤ24)とを設け、メンバーAを第2モーター50と連結するとともに、一方向のトルクのみ伝達する円錐クラッチ48、54により、第1モーター34とメンバーBおよび出力軸32とをそれぞれ別個に、または同時に連結可能に構成した。
請求項(抜粋):
エンジンより入力軸に入力される駆動力を、遊星歯車を介して出力軸へ伝達可能で、複数のモーターを備えた自動車用駆動装置において、前記遊星歯車が、この回転メンバーのうち減速駆動を得るべくケースに固定可能なメンバーAと、前記回転メンバーのうち増速駆動を得るべくケースに固定可能なメンバーBとを備え、前記複数のモーターのうちの第1モーターが前記出力軸および前記メンバーBと選択的に連結可能とするとともに、前記複数のモーターのうちの第2モーターが前記メンバーAと連結可能であることを特徴とする自動車用駆動装置。

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