特許
J-GLOBAL ID:200903036769098836

電池用セパレータおよびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池内 寛幸 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-053260
公開番号(公開出願番号):特開平9-245762
出願日: 1996年03月11日
公開日(公表日): 1997年09月19日
要約:
【要約】【課題】 表面粗さRaを特定な範囲とすることにより、電池用セパレータの芯抜け性を向上させる。【解決手段】 ポリプロピレ(PP)とポリエチレン(PE)を、PP(重量%)/HDPE(重量%)=10/90〜90/10の範囲で混合して樹脂組成物を調製する。この樹脂組成物をTダイ式フィルム成形装置でフィルム状に成形し、樹脂フィルムを作製する。表面粗さRa0.35〜2.0μmの範囲のPETフィルム2枚の間に、上記樹脂フィルムを挟み、約120〜170°Cの範囲で熱処理を行う。上記PETフィルムから樹脂フィルムを剥離した後、この樹脂フィルムを-20〜60°Cにて約20〜200%、約90〜130°Cで約10〜500%延伸し、さらに約90〜130°Cでこの最大延伸時のフィルム長さを基準に約15〜35%収縮させ、表面粗さRaが0.22〜1.5μmの多孔質フィルムを作製して、これを電池用セパレータとする。
請求項(抜粋):
多孔質フィルム製の電池用セパレータであって、前記多孔質フィルムが、ポリプロピレンとポリエチレンとを必須成分とする組成物から形成され、これら両樹脂の合計重量に対する前記ポリプロピレンの重量割合が10〜90重量%であり、かつ前記多孔質フィルムの表面粗さRaが0.22〜1.5μmの範囲に設定されていることを特徴とする電池用セパレータ。
IPC (3件):
H01M 2/16 ,  C08J 9/00 CES ,  C08L 23:02
FI (2件):
H01M 2/16 P ,  C08J 9/00 CES A
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平1-318049

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