特許
J-GLOBAL ID:200903036769398252
バーチャルパス切替装置および切替方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
井出 直孝 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-036669
公開番号(公開出願番号):特開平5-235983
出願日: 1992年02月24日
公開日(公表日): 1993年09月10日
要約:
【要約】【目的】 ATM伝達網において、障害発生時に高速で経済的に障害を救済できるようにする。【構成】 あらかじめ常用バーチャルパスに対して切替用バーチャルパスを設定しておく。常用バーチャルパスに障害が発生したとき、切替開始端の通信ノードにおいて障害を検出し、切替用バーチャルパスに必要なリンクおよび容量を確保した後、切替用バーチャルパス経路上の隣接する次通信ノードに対してバーチャルパスの容量および識別情報を含む切替制御信号を送信する。切替用バーチャルパス経路上の通信ノードはこの切替制御信号を次々と隣接する通信ノードに伝達し、他方の切替端の通信ノードに至る。他方の切替端の通信ノードは切替制御信号を受信して常用バーチャルパスから切替用バーチャルパスに切り替える。【効果】 切替制御信号は切替用バーチャルパス上を伝達されるだけなのでバーチャルパス切替に必要な制御信号を減らすことができる。
請求項(抜粋):
ATM伝達網内においてセルが転送されるリンクを介して接続される通信ノードに設けられ、上記伝達網内に故障が発生し、使用しているバーチャルパスに故障が生じた場合、この使用しているバーチャルパスに対してあらかじめ切替を目的として網内に経路設定された1以上の切替用バーチャルパスに対して容量を確保し、故障が発生したバーチャルパスを上記切替用バーチャルパスに切り替えるバーチャルパス切替装置において、自通信ノードが上記切替用バーチャルパスの一方の切替端となる通信ノードの場合には、少なくとも上記使用しているバーチャルパスに関して故障を監視するパス監視手段と、上記使用しているバーチャルパスと切替用バーチャルパスの対応情報を保持する切替用バーチャルパス情報保持手段と、上記使用しているバーチャルパスの容量を保持管理するバーチャルパス容量管理手段とを備え、通信ノードに接続するリンクの容量情報を保持管理するリンク容量管理手段と、リンクを介して隣接する他の通信ノードとの間で制御信号の授受を行う制御信号通信手段と、ルーティング表情報を調査変更するルーティング表制御手段と、上記各手段と接続されバーチャルパス切替処理を制御する切替制御手段とを備え、上記切替制御手段は、上記自通信ノードが上記切替用バーチャルパスの一方の切替端の場合は、上記パス監視手段からの通知により上記使用しているバーチャルパスの故障により、上記切替用バーチャルパス情報保持手段および上記バーチャルパス容量管理手段ならびに上記リンク容量管理手段の情報を基に、上記切替用バーチャルパスを同定して上記ルーティング表制御手段によりルーティング表を変更して上記切替用バーチャルパスに切り替え、バーチャルパスの容量およびバーチャルパス識別子の情報を含む切替制御信号を隣接する切替用バーチャルパス経路上の通信ノードに送信する手段を含み、上記自通信ノードが上記切替用バーチャルパスの中継ノードの場合は、上記受信した切替制御信号により切替用バーチャルパスが収容されるリンクを特定して次通信ノードに上記切替制御信号を送信する手段を含み、上記自通信ノードが上記切替用バーチャルパスの他方の切替端の場合は、上記切替制御信号を受信してこの切替制御信号に基づいて上記故障の生じたバーチャルパスを上記切替用バーチャルパスにセルの転送経路を切替制御する手段を含むことを特徴とするバーチャルパス切替装置。
引用特許:
審査官引用 (3件)
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特開平4-035252
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特開平2-209044
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特開平3-270429
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