特許
J-GLOBAL ID:200903036773395306
燃料電池の電極構造及びその製造方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
中村 稔 (外7名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-077015
公開番号(公開出願番号):特開平9-265996
出願日: 1996年03月29日
公開日(公表日): 1997年10月07日
要約:
【要約】【課題】固体高分子型燃料電池において、発電効率を有効にすることができ、しかもコスト的にも有利な燃料電池の電極構造を提供する。【解決手段】カソード電極側の触媒層全体として約40μmの厚さを有する。触媒層43の電解質膜側表面には、スパッタリングによって白金担持カーボンブラックスパッタ触媒層が形成される。本発明では賦活処理によってカーボンブラックの比表面積は大幅に増大しており、表面には微細ポアが無数に存在する。このためスパッタリングによって白金を含む触媒物質含有材料が賦活カーボンブラックに付着する触媒層の影響領域は、約5μmの範囲に及ぶ。従って触媒物質含有材料担持賦活カーボンブラック触媒層は本例では、約5μmとなる。したがって触媒層(20Pt/C(重量パーセント))の厚さの部分は約35μmとなる。この触媒層における白金の平均粒径は約2.5nmである。
請求項(抜粋):
固体高分子電解質膜の一方の側にアノード側触媒電極を設け、他方の側にカソード側触媒電極を設けた燃料電池の電極構造において、有効径が約10〜100オングストロームの微細ポアを表面に形成した賦活カーボンブラックに触媒物質を担持させた触媒層を備えた電極構造。
IPC (4件):
H01M 4/90
, H01M 4/88
, H01M 4/92
, H01M 8/02
FI (4件):
H01M 4/90 Z
, H01M 4/88 K
, H01M 4/92
, H01M 8/02 P
引用特許:
審査官引用 (6件)
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特開平4-012458
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特開平3-101057
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固体高分子型燃料電池
公報種別:公開公報
出願番号:特願平4-345928
出願人:松下電器産業株式会社
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燃料電池
公報種別:公開公報
出願番号:特願平5-279958
出願人:株式会社豊田中央研究所, トヨタ自動車株式会社
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特開平4-162362
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特開昭59-025180
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