特許
J-GLOBAL ID:200903036774433635

接触帯電装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 喜三郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-108037
公開番号(公開出願番号):特開平5-303258
出願日: 1992年04月27日
公開日(公表日): 1993年11月16日
要約:
【要約】【目的】 低電圧で安定して均一な帯電ができ、低コストの帯電装置を提供する。【構成】 発泡ローラを感光体に異周速で当接し、低電圧を帯電部材に印加する。帯電ローラに印加する最大電圧の絶対値:|Vmax|が、所望の被帯電体表面電位の絶対値:|V0|以上であり、かつ、(|V0|+|放電による帯電開始電圧|)以下である。帯電ローラと非帯電体とのニップ幅が3mm以上である。また、帯電ローラの硬度がアスカCで10度以上50度以下である。また、帯電ローラへの加重が10g/cm以上、500g/cm以下である。【効果】 低電圧で必要な感光体表面電位が得られる。環境安定性が高い。感光体を高電圧に曝さないので、感光体を長寿命化できる。
請求項(抜粋):
外部より電圧を印加した帯電用部材を被帯電体に当接させて帯電を行う接触帯電装置において、前記帯電用部材が前記被帯電体と当接する面領域内において、前記帯電用部材表面移動速度は前記被帯電体表面移動速度より大きいかまたは小さく、かつ、前記帯電部材がローラで構成され、帯電ローラと被帯電体とのニップ幅が3mm以上であり、かつ、前記帯電部材の硬度がアスカCで10度以上、50度以下であり、かつ、前記帯電部材を被帯電体に当接するための加重が10g/cm以上、500g/cm以下であり、かつ、前記帯電部材に外部より印加する最大印加電圧の絶対値すなわちVmaxを以下の電圧範囲に設定することを特徴とする接触帯電装置。|V0|≦Vmax≦|V0|+|(312+6.2×Zmin)×(D+Zmin)/Zmin|ただし、V0は所望の被帯電体表面電位(V)、Dは被帯電体の厚み(μm)と被帯電体比誘電率の比、Zmin=(312×D/6.2)1/2である。

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