特許
J-GLOBAL ID:200903036774507078

内燃機関の空燃比制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-298734
公開番号(公開出願番号):特開平8-158909
出願日: 1994年12月02日
公開日(公表日): 1996年06月18日
要約:
【要約】【目的】 吸入空気の湿度が高くなったときには、高湿度状態になる直前の空燃比学習値に基づいて希薄燃焼運転時の目標空燃比を設定することにより、湿度に応じて空燃比を自動的に調整し、運転性等を改善する。【構成】 空燃比制御部28は、空燃比センサ14の検出信号に基づいて、ストイキ運転時に目標空燃比と実空燃比との偏差を学習し、この学習値を第1メモリ30に記憶する。更新判定部32は、ワイパスイッチ15のオンオフ状態に基づいて、リーン運転時に参照される第2メモリ31の内容が、第1メモリ30の記憶内容で更新されるのを許すか否かを判定する。これにより、高湿度状態下のリーン運転時に、通常湿度状態で学習された学習値に基づいて目標空燃比が設定され、燃料噴射量が固定されるため、湿度に応じて空燃比が濃くなる。
請求項(抜粋):
排気中の空燃比を検出する空燃比検出手段と、少なくとも理論空燃比近傍では前記空燃比検出手段の検出信号に基づいて目標空燃比と実空燃比との偏差を学習制御すると共に機関が所定の運転条件に達したときには希薄燃焼を行う空燃比制御手段とを備えた空燃比制御装置であって、湿度を検出する湿度検出手段を設け、この湿度検出手段の検出信号に基づいて高湿度状態であるか否かを判定し、高湿度状態であると判定したときには、高湿度状態になる前に学習した理論空燃比運転時の空燃比に基づいて希薄燃焼運転時の空燃比を演算することを特徴とする内燃機関の空燃比制御装置。
IPC (6件):
F02D 41/04 305 ,  B60S 1/08 ,  F02D 35/00 360 ,  F02D 41/02 301 ,  F02D 41/14 310 ,  F02D 45/00 340

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