特許
J-GLOBAL ID:200903036779470369

画像復元システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-274260
公開番号(公開出願番号):特開平5-266187
出願日: 1991年10月22日
公開日(公表日): 1993年10月15日
要約:
【要約】【目的】 空間的劣化を含む文字画像などを復元した場合に生ずるリンキングを解消あるいはできるだけ低減する。【構成】 復元フィルタ群26は、フィルタ窓の位置に応じて劣化復元処理を行う複数の復元フィルタ26aによって構成される。画像入力部28によって参照範囲内の参照画像信号102が抽出され、エッジ成分検出部34は、フィルタ窓と同一のエッジ検出窓を順次シフトさせて各窓位置でのエッジ成分の大きさを検出する。判定部32は、エッジ成分が最も少なくなる窓位置を判定し、窓設定部30がその判定結果に従ってフィルタ窓を設定する。これと共に、選択部36は、判定された窓位置に対応する復元フィルタ26aを選択する。エッジを避けてフィルタ窓を設定できるので、リンキングを回避できる。
請求項(抜粋):
注目画素に関してフィルタ窓を設定し、そのフィルタ窓内の画像信号を復元フィルタに通して前記注目画素の劣化復元処理を行う画像復元システムにおいて、前記注目画素を中心とした所定の参照範囲内の画像信号を抽出する画像入力手段と、前記参照範囲内の画像信号に対して、前記フィルタ窓と同じ大きさのエッジ検出窓を順次シフトさせ、各エッジ検出窓内のエッジ成分の大きさを逐次検出するエッジ検出手段と、前記検出されたエッジ成分が最も少なくなるエッジ検出窓の窓位置を判定する窓位置判定手段と、前記窓位置判定手段にて判定された窓位置に前記フィルタ窓を設定し、そのフィルタ窓内の画像信号を出力するフィルタ窓設定手段と、前記参照範囲内で前記フィルタ窓が取り得る窓位置の数だけ設けられ前記注目画素の劣化復元処理を行う複数の復元フィルタであって、各復元フィルタがそれぞれの窓位置に応じた復元作用を有する復元フィルタ群と、前記窓位置判定手段にて判定された窓位置に対応する前記復元フィルタを選択するフィルタ選択手段と、を含むことを特徴とする画像復元システム。
IPC (2件):
G06F 15/68 400 ,  H04N 1/40 101

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