特許
J-GLOBAL ID:200903036783066343

手ぶれ補正機能付きカメラ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 真田 修治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-342441
公開番号(公開出願番号):特開平5-040291
出願日: 1991年11月30日
公開日(公表日): 1993年02月19日
要約:
【要約】【目的】 写真撮影時にカメラに手ぶれが生じても、焦点距離の大小または被写体距離の遠近に拘らず常に手ぶれ写真の発生を効果的に防止する。【構成】 レリーズスイッチ21を押して写真撮影する際にカメラに生じる手ぶれは、加速度計から成るぶれセンサ6aが検出する。このぶれセンサ6aのぶれ検出データは、一定時間毎にサンプリング回路6bでサンプリングされ、第1のメモリ11aに記憶されると共に演算回路10に入力されてぶれ補正データが算出され、これが第2のメモリ11bに記憶される。上記演算回路10は、今回と前回のぶれ検出データと今回のぶれ補正データとに基づいて次回のぶれ補正データを、焦点距離データおよび/または被写体距離データを加味して演算をする。このぶれ補正データを受けてぶれ補正アクチュエータ9が、フィルム面2上での手ぶれによる像位置の移動を打消すように補正用光学部材5を駆動する。
請求項(抜粋):
カメラ本体の手ぶれによって生じるフィルム面上での像位置の移動を補正するために撮影光学系の光路中に介挿された補正用光学部材と、この補正用光学部材を必要な方向に移動または傾斜させるぶれ補正アクチュエータと、上記カメラ本体の手ぶれを電気信号に変換して手ぶれ検出データを得る手ぶれ検出部と、この手ぶれ検出部からの手ぶれ検出データを一時的に格納する第1の記憶手段と、カメラ本体の手ぶれによるフィルム面上での像位置の移動を、上記補正用光学部材を上記ぶれ補正アクチュエータで駆動して補正するためのぶれ補正データを演算する演算手段と、この演算手段の出力データを一時的に格納する第2の記憶手段とを具備し、上記演算手段によって、上記手ぶれ検出部で得られた今回の手ぶれ検出データと上記第1の記憶手段に格納された前回の手ぶれ検出データと上記第2の記憶手段に格納された前回のぶれ補正データとに基づいてカメラ本体のぶれによるフィルム面上での像位置の移動を、上記補正用光学部材を上記ぶれ補正アクチュエータで駆動して補正予測するためのぶれ補正データを演算するように構成したことを特徴とする手ぶれ補正機能付きカメラ。
IPC (3件):
G03B 5/00 ,  G02B 27/64 ,  G03B 17/00

前のページに戻る