特許
J-GLOBAL ID:200903036786792479
医療用カテーテルに取付ける多層バルーン及びその製法と使用法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
田澤 博昭 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-156399
公開番号(公開出願番号):特開平9-099087
出願日: 1996年05月29日
公開日(公表日): 1997年04月15日
要約:
【要約】【課題】 拡張とステントの配置、移植とに役立ち得る独特の性質を有するバルーン付きカテーテルを提供すること。【解決手段】 カテーテルに使用するバルーン要素は、低い操作圧力における第1の非追従伸展領域と高い操作圧力における第2の追従伸展性領域とを示す伸展特性及び多層単壁構造を有する。バルーン要素のこれらの性質により身体導管の拡張とステントの運搬、移植とにバルーン要素が役立つことができる。バルーン要素の製法は、完成バルーン要素の内壁層として役立ち、かつバルーン要素に所望の強度と伸展性(コンプライアンス)特性を与える、PEEK(ポリエーテルエーテルケトン)といった材料の管を押出成形すること、及び耐摩耗性とその他の望ましい機械的性質を与える、完成バルーン要素における外壁層を第1の管上に後押出成形することを含む。
請求項(抜粋):
医療用カテーテルに取付ける多層バルーンであって、内層と、前記バルーン内層に接着された外層であって、前記内層と前記外層とが積層バルーン壁を形成する前記外層とを含み、前記内層は高い引張強さと低い初期伸長性を有するプラスチック材料から形成され、前記外層は前記内層より大きい耐摩耗性と伸長性とを有するプラスチック材料から形成され、前記バルーンは連続非線形コンプライアンス曲線により描かれるコンプライアンス特性により特徴づけられ、前記コンプライアンス曲線は追従伸展初期膨張範囲、遷移点及び非追従伸展第2膨張範囲を有し、前記初期膨張範囲は前記バルーンの初期膨張段階の間に前記バルーンが従い、前記第2膨張範囲は前記バルーンの第2膨張段階の間に前記バルーンが従うようにしてなる、医療用カテーテルに取付ける多層バルーン。
IPC (2件):
FI (2件):
A61M 25/00 410 H
, A61M 29/00
前のページに戻る