特許
J-GLOBAL ID:200903036791155169

遊星歯車のスラストベアリング組付構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 平田 義則
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-264938
公開番号(公開出願番号):特開平8-128518
出願日: 1994年10月28日
公開日(公表日): 1996年05月21日
要約:
【要約】【目的】 遊星キャリヤアッセンブリからのスラストベアリングの脱落を確実に防止すること。【構成】 スラストベアリング6の外径とショートピニオン2の内接円との径差を、軸心を一致させた状態におけるスラストベアリング6の外周と加工溝3cの底部との距離よりも大きく設定した。【効果】 遊星キャリヤアッセンブリAを傾けたり、開放側を下に向けたりしてスラストベアリング6が加工溝3cの底部に当接するまで偏心しても、スラストベアリング6がショートピニオン2に係合して脱落することがない。
請求項(抜粋):
軸方向に長い第1ピニオンと軸方向に短い第2ピニオンとが互いに噛み合ってキャリヤに支持され、各ピニオンには、それぞれ別個に第1サンギヤと第2サンギヤとが噛み合わされ、前記第1ピニオンは、第2ピニオンと噛み合う第1ギヤ部と第1サンギヤと噛み合う第2ギヤ部とからなり、かつ、前記第1ギヤ部と第2ギヤ部との間に、径方向に加工溝が形成され、両サンギヤの間で、かつ前記加工溝の軸方向幅間に配置されるスラストベアリングが介在されている遊星歯車のスラストベアリング組付構造において、前記スラストベアリングは、その外径が前記第2ピニオンの内接円よりも大径に形成されているとともに、その外径と前記第2ピニオンの内接円との半径差が、スラストベアリングをキャリヤの軸心に一致させた状態でスラストベアリングの外周から前記加工溝の底部までの距離よりも大きな寸法となるように設定されていることを特徴とする遊星歯車のスラストベアリング組付構造。
IPC (4件):
F16H 57/08 ,  F16H 1/46 ,  F16H 57/02 501 ,  F16H 57/02 511
引用特許:
審査官引用 (1件)

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