特許
J-GLOBAL ID:200903036793597088

窒素含有焼結硬質合金

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 上代 哲司 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-018283
公開番号(公開出願番号):特開平6-228702
出願日: 1993年02月05日
公開日(公表日): 1994年08月16日
要約:
【要約】【目的】 切削加工用工具として強度に富む高品質な窒素含有焼結硬質合金を提供する。【構成】 周期律表の4a,5a,6a族から選ばれた少なくとも2種の遷移金属の炭化物等からなる硬質相と、Ni及びCo等の結合相とからなり、結合金属相量が表面から3μm以上500μm以下の深さ範囲に結合相量の最高部が存在し、かつ、硬質相については、硬質相を形成する金属成分組成を(TixWyMc)と表したとき、表面部のxが合金平均のxに対し1.01倍以上、yが合金平均のyに対し0.1以上0.9以下で、深さ800μmまでにそれぞれ合金全体の平均のx,yに戻り、かつ、表面部にWC粒子が存在しないかまたは存在しても0.1体積%以下である窒素含有焼結硬質合金。
請求項(抜粋):
周期律表の4a,5a,6a族から選ばれた少なくとも2種の遷移金属の炭化物、窒化物、炭窒化物あるいはこれらの複合炭窒化物の少なくとも1種以上からなる硬質相と、Ni及びCo並びに不可避不純物を含む結合相とからなる窒素含有焼結硬質合金において、結合金属相量が表面から3μm以上500μm以下の深さ範囲に結合相量の最高部が存在しその値が合金平均結合相量の1.1倍以上4倍以下で、深さ800μmまでに合金全体の平均結合相量に戻り、かつ、表面部の結合相量が結合相量最高部に対し0.9倍以下であって、かつ、硬質相については、硬質相を形成する金属成分組成を(Ti<SB>x</SB>W<SB>y</SB>M<SB>c</SB>)(但し、MはTi,W以外の硬質相形成遷移金属成分で,x,y,cは原子比率でx+y+c=1(0.5<x≦0.95, 0.05<y≦0.5)を満たす)と表したとき、表面部のxが合金平均のxに対し1.01倍以上、yが合金平均のyに対し0.1以上0.9以下で、深さ800μmまでにそれぞれ合金全体の平均のx,yに戻り、かつ、表面部にWC粒子が存在しないかまたは存在しても0.1体積%以下であることを特徴とする窒素含有焼結硬質合金。
IPC (3件):
C22C 29/02 ,  B22F 7/00 ,  C22C 1/05

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