特許
J-GLOBAL ID:200903036799008726

自動車の車輪速度較正手順

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小沢 慶之輔 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-149561
公開番号(公開出願番号):特開平7-318584
出願日: 1995年05月24日
公開日(公表日): 1995年12月08日
要約:
【要約】【目的】 コーナリング・センサを必要とせず、アンチロック・システムの能動的な介在中にも実行でき、迅速で正確な車輪較正を可能とする自動車の車輪速度較正方法を得る。【構成】 較正を行うために車両走行速度、車両加速、および直進走行状態の程度を抽出する車輪較正方法は公知である。その場合、簡単な1段階方式と、よりコストがかかる2段階方式とがあり、コーナリングを検知するためにそのつど一方の車軸の車輪速度差が算出され、または操舵角度または横加速が測定される。新規の、比較的迅速で精確な較正方法は特に、被動輪の左/右速度偏差の時間的微分が所定の期間だけ所定の限界値内に留まっている場合に限り、充分な直進走行を推認することを提案している。
請求項(抜粋):
最低速度を超え、ブレーキを作動せず、コーナリングが充分に少ない特定の運転状態で、相互に整合した修正車輪速度を確定する目的で速度修正係数が算定される、自動車の車輪速度較正手順において、自動車の運転中に継続的に反復される下記の手順ステップ、すなわち、a)瞬間車輪速度を検出するステップ、b)車両速度(vd )が所定の最低速度(vdm) を超えているか否か、車両加速(ad )が所定の負の限度値(adu)以上であるか、また、所定の正の限度値(ado)以下であるか否か、あるいは、駆動トルクが所定範囲内にあるか、また、所定期間の間、ブレーキが作動されていないか、また、少なくとも従動軸の車輪の左/右の速度偏差の時間導関数の大きさ(aK )が所定のコーナリング限界値(aKM) 以下になると発生が推認されるコーナリング状態が充分に少ないか否かを点検するステップ、および、c)上記の判定が是である場合に限り、共通の基準速度に対する全ての車輪速度の較正による新たな速度修正係数を算定するステップ、およびd)ステップaに戻るステップからなることを特徴とする前記手順。
IPC (3件):
G01P 21/02 ,  B60K 28/16 ,  B60T 8/32

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