特許
J-GLOBAL ID:200903036799127709

全館空調システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三好 秀和 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-130358
公開番号(公開出願番号):特開平9-318139
出願日: 1996年05月24日
公開日(公表日): 1997年12月12日
要約:
【要約】【課題】 冷房運転時の結露を防止することにより、生活者に対しては快適な生活環境を提供し、また、住宅の長寿命化を図った全館空調システムを提供する。【解決手段】 冷房運転を開始すると換気扇と冷凍サイクルと送風機とが運転状態となる(S1)。停止指令により(S2)、換気扇の運転が停止すると(S3)高温高湿な空気の供給が無くなるため通路内の空気の露点は低下し(S4)、結露が起き難くなる。更に、冷凍サイクルを停止させると(S5)、送風機のみの送風になるが(S6)、冷凍サイクルの熱容量により通路に吹き出される空気は徐々に温度が上昇し、通路の壁面温度も徐々に上昇する。そして、十分に通路の壁面温度が上昇した時点で送風機を停止させ(S7)、全館空調システムの全体の運転動作を停止させる。
請求項(抜粋):
外気に対して給排気を行う換気扇と、冷凍サイクルと、冷暖房用送風機とを備え、建物の一部を冷暖房空気の通路として使用し、前記換気扇の給気と前記建物からのリターン空気を吸い込む室内機を前記通路に設置してなる全館空調システムにおいて、冷房運転時に当該システムに対する停止指令があった場合に、先ず前記換気扇を停止させるか或いは該換気扇の空気通路を遮断し、次いで前記冷凍サイクルを停止させ、更に前記冷暖房用送風機の停止を行うことを特徴とする全館空調システム。

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