特許
J-GLOBAL ID:200903036800182425

スプレー冷却式構造物の水漏れ低減方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 喜幾
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-326212
公開番号(公開出願番号):特開平10-153386
出願日: 1996年11月20日
公開日(公表日): 1998年06月09日
要約:
【要約】【課題】 中空体に亀裂等を生じた際の水漏れを低減して危険性を低く抑えると共に、中空体内の異常圧力に伴う破損事故の発生を未然に回避する。【解決手段】 炉蓋12は、内側鋼板14と外側鋼板16とからなる中空体18を本体とし、中空体18の内部に冷却手段19が配設される。中空体18に排水口26が設けられ、冷却手段19から中空体内部に吹き出されて熱交換のなされた後の冷却水が排水口26から外部に排出される。外側鋼板16にダクト28が配設され、ダクト28に形成された開口28aを介して中空体18の内部を大気に連通させる。ダクト28の自由端に開閉自在に配設されたダンパ30は、常には自重によって開口28aを閉成する。また中空体18の内部圧力が高まって所定値以上となった際には、ダンパ30は開口28aを開放する。
請求項(抜粋):
中空体(18,50)の内部に配設した冷却手段(19,52)から吹き出される水によって冷却を行ない、この冷却後の水を排水口(26,60)を介して外部に排出するよう構成したスプレー冷却式構造物において、前記中空体(18,50)に大気と連通する開口(28a,36a,62a)を形成すると共に該開口(28a,36a,62a)を開閉自在なダンパ(30,40,64)を設け、前記ダンパ(30,40,64)で常には開口(28a,36a,62a)を閉成して、前記排水口(26,60)から排出される水のエジェクター効果により中空体(18,50)の内部を所要の負圧に保持し、前記中空体(18,50)の内部圧力が所定値を越えた際に、前記ダンパ(30,40,64)を作動して開口(28a,36a,62a)を開放することで内部圧力を低減させるようにしたことを特徴とするスプレー冷却式構造物の水漏れ低減方法。
IPC (2件):
F27B 3/24 ,  F27D 1/12
FI (2件):
F27B 3/24 ,  F27D 1/12 L

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