特許
J-GLOBAL ID:200903036804385436

汚泥固化材及び固化処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富澤 孝 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-359513
公開番号(公開出願番号):特開2000-176493
出願日: 1998年12月17日
公開日(公表日): 2000年06月27日
要約:
【要約】【課題】 汚泥を短時間で固化させ、かつ、汚泥固化物からの重金属の溶出防止と汚泥固化物の中性化を図り、産業廃棄物としての石炭灰の有効利用を図ること。【解決手段】 汚泥に添加混合されることにより汚泥を固化するようにした汚泥固化材は、セメントと、産業廃棄物としての石炭灰と、硫酸アルミニウム及び硫酸カルシウムを主成分とする添加剤と、ポリアクリルアミド系又はポリアクリル酸ナトリウム系の高分子凝集剤とをそれぞれ所定割合で混合することにより構成される。この固化材によれば、セメント及び石炭灰の作用により、含水比の高い汚泥がある程度の強度に固化される。添加剤の作用により、不溶性化合物を多量に発生させて覆い、針状結晶の連結構造によりアルカリ溶出や汚泥中の重金属の溶出が抑制され、汚泥粒子の凝集体がつくられる。更に、高分子凝集剤により、汚泥固化物が不動な凝集体となり、その再泥化が防止されるようになる。
請求項(抜粋):
汚泥に添加混合されることにより汚泥を固化する汚泥固化材であって、所定割合のセメントと、産業廃棄物としての所定割合の石炭灰と、硫酸アルミニウム及び硫酸カルシウムを主成分とする所定割合の添加剤と、所定割合の高分子凝集剤とを備えたことを特徴とする汚泥固化材。
IPC (2件):
C02F 11/00 101 ,  C02F 11/14
FI (2件):
C02F 11/00 101 Z ,  C02F 11/14 D
Fターム (12件):
4D059AA30 ,  4D059BG03 ,  4D059DA01 ,  4D059DA06 ,  4D059DA17 ,  4D059DA38 ,  4D059DA64 ,  4D059DA66 ,  4D059DB08 ,  4D059DB24 ,  4D059DB28 ,  4D059EB01
引用特許:
審査官引用 (2件)

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