特許
J-GLOBAL ID:200903036807759108

輸液容器

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-053878
公開番号(公開出願番号):特開平5-176970
出願日: 1991年02月26日
公開日(公表日): 1993年07月20日
要約:
【要約】【目的】 点滴注射に用いられる輸液容器、特に薬剤容器の粉末薬剤を無菌的に溶解液に溶解、混合するための輸液容器の改良に関するものである。【構成】 薬剤容器2と可撓性容器3の間に連通手段4を配置し、前記薬剤容器2は上カプセル5に収納され、前記上カプセル5に前記連通手段4が装着され、前記上カプセル5は下カプセル6に嵌入され、前記下カプセル6の底部に前記薬液容器3の液体流通口7が挿入され、前記連通手段4は中心線Oを基準として上下略対称に形成されなる輸液容器1を提供するものである。【効果】 粉末剤が連通手段4aの途中にたまることなく、薬剤容器2から可撓性容器3にストレ-トに移行させることができるので粉末剤の損失がなくなる。また溶解液(薬液)の漏れもない。
請求項(抜粋):
薬剤容器2と可撓性容器3の間に連通手段4を配置し、前記薬剤容器2は上カプセル5に収納され、前記上カプセル5に前記連通手段4が装着され、前記上カプセル5は下カプセル6に嵌入され、前記下カプセル6の底部に前記薬液容器3の液体流通口7が挿入され、前記薬剤容器2は底部に薬剤流出口8が形成されるとともに該薬剤流出口8に栓8aが装着され、前記可撓性容器3は袋本体9の上端に液体流通口7が形成されかつ下端に薬剤取出口10が形成され、前記液体流通口7に栓7aが装着され、前記薬剤取出口10に栓10aが装着され、前記上カプセル5は内周面に前記連通手段4の挿着溝12が形成されるとともに外周面に前記下カプセル6の係止溝13が形成され、前記下カプセル6は、最上端に前記係止溝13の係合部14が形成され、底部に前記液体流通口7の挿入口15が形成され、前記連通手段4は、前記栓8aの穿刺針21と前記栓7aの穿刺針22がフランジ20に形成され、該フランジ20に穿刺針21と穿刺針22が前記栓8aと前記栓7aを同時に刺通できるような制動手段4aが形成され、中心線Oを基準として上下略対称に形成された、ことを特徴とする輸液容器1。

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