特許
J-GLOBAL ID:200903036809556514

3D復元における被写体特徴点の対応付け方法、及びこれを用いた3D復元法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 的場 基憲
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-070918
公開番号(公開出願番号):特開平10-255053
出願日: 1997年03月10日
公開日(公表日): 1998年09月25日
要約:
【要約】【課題】 視点運動を測定する特殊装置や、画像処理などの特殊技能を必要とせず、特徴点の対応問題を簡易に解決できる被写体特徴点の対応付け方法及びこれを用いた被写体の3D復元法を提供する。【解決手段】 視点を連続移動して撮影した複数の2D画像により被写体を3D復元する際に、2D画像間の被写体特徴点の対応付けを行う方法である。視点と被写体との距離が初期座標と移動後座標との距離より大きくなるように視点を移動させ、この際、特徴点の任意1点を初期座標の2D画像と移動後座標の2D画像の画像原点に位置させる。各2D画像の任意1点の特徴点の2D位置と2D画像原点との距離を導入し、任意1点の特徴点の運動軌跡を3次元並進ベクトルHのみの関数とする。任意1点の特徴点の運動を他の2D画像を用いて追跡し、この際の運動軌跡と上記の運動軌跡とを対比し、相関性の高いものを選択する。
請求項(抜粋):
視点を連続的に移動させて撮影した複数の2D画像を用いて被写体の立体形状を3D復元する際、上記複数の2D画像間における上記被写体の特徴点の対応付けを行う方法であって、(A)上記視点と上記被写体との距離が、視点の初期座標と移動後座標との距離に比し十分大きくなるように、これら視点を移動させ、この際、上記特徴点のうちの任意の1点が初期座標による2D画像と移動後座標による2D画像の画像原点に位置するようにし、(B)上記各2D画像における上記任意1点の特徴点の2D位置と2D画像原点との距離を導入して、上記視点の移動に伴う上記任意1点の特徴点の運動軌跡を3次元並進ベクトルHのみの関数とし、(C)上記任意1点の特徴点の運動を、(A)ステップで用いた以外の2D画像を用いて追跡し、得られた運動軌跡と(B)ステップで得られた運動軌跡とを対比し、相関性の高いものを真の特徴点の運動軌跡として採用し、これを利用して、各2D画像における他の特徴点を対応付ける、ことを特徴とする特徴点の対応付け方法。
IPC (2件):
G06T 7/00 ,  G06T 15/00
FI (2件):
G06F 15/62 415 ,  G06F 15/62 350 V

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