特許
J-GLOBAL ID:200903036827334154

集積回路の誤動作防止回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柿本 恭成
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-107423
公開番号(公開出願番号):特開平10-303724
出願日: 1997年04月24日
公開日(公表日): 1998年11月13日
要約:
【要約】【課題】 集積回路の誤動作防止回路を提供する。【解決手段】 クロックckが例えば“L”から“H”に遷移した時、論理回路33を含む内部の論理回路が同時に動作して電源電位Vddからグランドに流れる電源電流にピークが発生する。そのため、電源入力端子VDD,VSSと電源ライン31,32とをそれぞれ接続している各電源供給パターンに電圧降下が発生し、電源ライン31,32の電源電位Vddi,Vssiが変動する。この時、例えば誤動作防止回路201 では、バッファ回路211 の出力信号S211 の“H”の電位は電源電位Vddiよりも高く、“L”の電位が電源電位Vssiよりも低い。そのため、ダイオード221 ,231 がオン状態になってバッファ回路211 から電源ライン31,32に電流が供給され、電源電位Vddiと電源電位Vssiとの電位差が各論理回路の正常動作電圧に保たれる。
請求項(抜粋):
第1の電源入力端子から第1の電源供給パターンを介して第1の電源電位が供給される第1の電源ラインと、第2の電源入力端子から第2の電源供給パターンを介して第2の電源電位が供給される第2の電源ラインと、前記第1の電源ラインと第2の電源ラインとの間に接続され、入力信号に基づいた所定の動作を行う論理回路とを有する集積回路に対し、前記論理回路の動作に基づいて前記第1及び第2の電源電位が変動することによって生じる該論理回路の誤動作を防止する集積回路の誤動作防止回路において、前記第1及び第2の電源電位が直接供給され、前記入力信号を該第1及び第2の電源電位に基づいて駆動して前記論理回路に与えるバッファ回路と、アノードが前記バッファ回路の出力側に接続され且つカソードが前記第1の電源ラインに接続され、該第1の電源ラインの電位が該バッファ回路の出力信号の電位よりも低い場合、該バッファ回路の出力信号の電位を該第1の電源ラインに伝達する第1のダイオードと、カソードが前記バッファ回路の出力側に接続され且つアノードが前記第2の電源ラインに接続され、該第2の電源ラインの電位が該バッファ回路の出力信号の電位よりも高い場合、該バッファ回路の出力信号の電位を該第2の電源ラインに伝達する第2のダイオードとを、備えたことを特徴とする集積回路の誤動作防止回路。
IPC (4件):
H03K 19/003 ,  H01L 27/04 ,  H01L 21/822 ,  H03K 19/00
FI (3件):
H03K 19/003 B ,  H03K 19/00 A ,  H01L 27/04 H
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 半導体集積回路装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-002711   出願人:松下電子工業株式会社
  • 特開平2-256268
  • 特開昭60-107121
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