特許
J-GLOBAL ID:200903036829915545

内燃エンジンの蒸発燃料処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡部 敏彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-235720
公開番号(公開出願番号):特開平6-288307
出願日: 1993年08月27日
公開日(公表日): 1994年10月11日
要約:
【要約】【目的】 短時間で漏れ診断を行え、しかも漏れの発生している部分を特定することができると共に、漏れの検出精度の向上を図ることができる内燃エンジンの蒸発燃料処理装置を提供することを目的とする。【構成】 内圧安定チェックにおいて、バイパス弁24、パフロス弁22、ドレンシャット弁26、パージ制御弁30及びジェットパージ制御弁29を閉弁状態にして、キャニスタ側を独立した状態にする。キャニスタ側にリークがない場合は、燃料タンク側の内圧であるPANTEI値が略大気圧を示すが、キャニスタ側の内圧は負圧に保持されている。この状態で、ステップS372でバイパス弁24のみを開弁状態にすると、タンク内圧センサ11の近傍で負圧A1が生ずる。この負圧A1が生じたときには、ステップS374の答が肯定(YES)となる。
請求項(抜粋):
燃料タンクと、大気に連通する吸気口が設けられたキャニスタと、該キャニスタと前記燃料タンクとを接続するチャージ通路と、該チャージ通路に介装された第1の制御弁と、前記キャニスタと内燃エンジンの吸気系とを接続するパージ通路と、該パージ通路に介装された第2の制御弁と、前記キャニスタの吸気口を開閉する第3の制御弁と、前記燃料タンク内の圧力を検出するタンク内圧検出手段とを備えた内燃エンジンの蒸発燃料処理装置において、前記第1及び第2の制御弁を開弁状態とするとともに前記第3の制御弁を閉弁状態とすることにより、前記燃料タンク内圧力を所定の負圧状態まで減圧し、前記第1の制御弁を閉弁状態としてその状態における前記燃料タンク内圧力の変動量を検出し、該検出した変動量に基づいて当該蒸発燃料処理装置の異常を判定する異常判定手段を設けたことを特徴とする内燃エンジンの蒸発燃料処理装置。

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