特許
J-GLOBAL ID:200903036832222801

耐熱プレコート金属板の焼付炉及び焼付方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 秋沢 政光 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-011364
公開番号(公開出願番号):特開平7-195020
出願日: 1994年01月07日
公開日(公表日): 1995年08月01日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、特に高周波誘導加熱方式を利用し、速い焼付速度で良好な表面性能を得る耐熱プレコート金属板の焼付炉及び焼付方法を提供する。【構成】 焼付炉を、鋼板2の温度を塗料中の溶剤が蒸発揮散する温度まで加熱制御する第1の加熱領域Aaと、加熱した鋼板2の温度を一定に保持して溶剤を蒸発揮散させる第1の定温保持領域Baと、塗膜中のフッ素樹脂が再溶融し塗膜表面に浮上する温度までさらに加熱制御する第2の加熱領域Caと、この加熱した鋼板2の温度を一定に保持してフッ素樹脂を塗膜表面に浮上させる第2の定温保持領域Daの4つの領域で構成した耐熱プレコート金属板の焼付炉である。【効果】 高い焼付速度で良好な表面性能を得ることが可能となり、高品質が要求される家電製品等、各種分野で広く適用できる。
請求項(抜粋):
金属板に塗布された塗料中の溶剤を蒸発させて焼き付けを行う耐熱プレコート金属板の焼付炉であって、該焼付炉を、金属板の温度を塗布された塗料中の溶剤が蒸発揮散する温度まで加熱制御する第1の加熱領域と、該加熱温度まで加熱した金属板の温度を一定に保持して溶剤を蒸発揮散させる第1の定温保持領域と、該溶剤が揮散した金属板をさらに加熱し塗膜中のフッ素樹脂が再溶融し塗膜表面に浮上する温度まで加熱制御する第2の加熱領域と、該加熱温度まで加熱した金属板の温度を一定に保持してフッ素樹脂を塗膜表面に浮上させる第2の定温保持領域の4つの領域で構成したことを特徴とする耐熱プレコート金属板の焼付炉。
IPC (3件):
B05C 9/14 ,  B05D 3/02 ,  B05D 7/14

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