特許
J-GLOBAL ID:200903036832277754

医療用吸引装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 平田 忠雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-010328
公開番号(公開出願番号):特開平9-192214
出願日: 1996年01月24日
公開日(公表日): 1997年07月29日
要約:
【要約】【課題】 外筒の先端部を臓器に密着させるのが難しい。又、嚢腫内の洗浄や吸引と洗浄の繰り返しができない他、刃先で臓器内部を傷付ける恐れがある。【解決手段】 側壁に吸引専用の吸引用接続口106を有する外筒101aの先端には、柔らかい樹脂を用いて作られた吸着部104が装着され、この内部空間を通して吸引を行うと共に嚢腫壁に対する密着性を高めている。外筒101aには、三方活栓111、接続口110及び接続口113を組み付けたカテーテル基109に支持されたカテーテル102aが挿入される。その後端部は外筒支持部105の後端に設けた締め付けアダプタ107によって外筒ユニット101に位置決め自在に固定てきる。カテーテル102aには、先端に刃先115を有した針管108が挿入される。針管108は、臓器壁の穿刺にのみ用いられる。
請求項(抜粋):
円筒状の外筒体と、前記外筒体の側壁に設けられる吸引専用の接続口と、柔軟性を有する材料を用いて円筒状に作られ、前記外筒の吸引側の先端に装着される吸着部材と、径方向に所定の隙間が生じるようにして前記外筒に遊嵌されて臓器の内容液の吸引を行うカテーテルと、前記カテーテルに着脱自在に挿入され、鋭利に加工された先端部で前記臓器の穿刺を行う針管と、前記カテーテルの後端を支持する基体と、前記カテーテルの後端部を任意の位置で前記外筒体に移動及び着脱自在に保持する固定手段と、前記基体の後端部に設けられる少なくとも1つの洗浄または吸引用の接続口とを具備することを特徴とする医療用吸引装置。
IPC (2件):
A61M 1/00 510 ,  A61B 17/34
FI (2件):
A61M 1/00 510 ,  A61B 17/34

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