特許
J-GLOBAL ID:200903036834212340

画像中のノイズの低減方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 生沼 徳二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-100740
公開番号(公開出願番号):特開平11-328395
出願日: 1999年04月08日
公開日(公表日): 1999年11月30日
要約:
【要約】【課題】 エッジの情報を保存しながら画像中のノイズを低減させる方法を提供する。【解決手段】 多(D)次元の1組の画像Sを収集し、点pにおけるフィルタ処理すべきカレント・ボクセル(12)を選択し、該における複数の1階差分Si=dS/diを決定し、1階差分から複数の2階差分Sijを決定し、点pでのD-1個の接線ベクトルe1 ,...,eD-1 を決定し、2階差分Sijを接線ベクトルe1 ,...,eD-1 に投影して曲率行列を求め、曲率行列を対角化して対角行列を決定し、その対角要素である曲率K1 ,...,KD-1 の符号を試験して、該曲率の符号が同一であるならば、Sijから余因子Δijを算出し、所定の式に従って点pでのカレント・ボクセル値Sw を修正して、新たなフィルタ処理済み値Sw+1 を求め、所望の領域内の複数の異なるボクセルについて上記の処理を繰り返して、細部をほとんど変化させずにノイズを低減したフィルタ処理済みデータSw+1 を得る。
請求項(抜粋):
エッジの情報を保存しながら画像中のノイズを低減させる方法において、a)各々の画像が少なくともD個の次元にわたって変化し且つ1組のボクセル値で構成されている多次元の1組の画像Sを収集する工程と、b)点pにおけるフィルタ処理すべきカレント・ボクセル(12)を選択する工程と、c)iをD個の次元の各々を表すものとして、前記カレント・ボクセル(12)における複数の1階差分Si=dS/diを決定する工程と、d)前記1階差分から複数の2階差分Sijを決定する工程であって、ここで、インデクスi,jがD個の次元の各々を表している工程と、e)点pにおけるD-1個の接線ベクトルe1 ,e2 ,...,eD-1 を決定する工程と、【外1】h)前記曲率K1 ,K2 ,...,KD-1 の符号を試験し、該曲率の符号が同一であるならば、1) Sijから余因子Δijを算出し、2) 以下の式【数1】に従って点pにおけるカレント・ボクセル値Sw を修正して、新たなフィルタ処理済み値Sw+1 を求める工程と、i)所望の領域内の複数の異なるボクセルを前記カレント・ボクセル(12)として前記工程c〜hを繰り返して、フィルタ処理の1回分の反復を実行し、これにより細部をほとんど変化させずにノイズを低減したフィルタ処理済みデータSw+1 を得る工程とを含んでいることを特徴とする、画像中のノイズの低減方法。
IPC (3件):
G06T 5/00 ,  A61B 5/055 ,  G06T 17/40
FI (3件):
G06F 15/68 350 ,  A61B 5/05 380 ,  G06F 15/62 350 K

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