特許
J-GLOBAL ID:200903036835260640

アルカノールの、高炭素数の他の有機化合物からの分離法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小田島 平吉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-151777
公開番号(公開出願番号):特開平7-002711
出願日: 1994年06月10日
公開日(公表日): 1995年01月06日
要約:
【要約】【構成】 炭素数1〜3の低級アルカノールを、それより炭素数の多い有機化合物との混合物から、親水性膜上における過蒸発又は蒸気透過によつて分離する。【効果】 分離に際して混合物中に、混合物と水の量に基づいて1〜30重量%の水を共存させ、維持すると、この水の存在しない従来法に比べて低級アルカノールのフラツクスがかなり増大し、効率的な分離が行われる。
請求項(抜粋):
第1のアルカノールが常に他の有機化合物の各よりも少くとも1つ炭素数が少く、但しハロゲン化脂肪族の場合にはハロゲン置換基を更なる炭素原子として数えるという条件下に、第1の炭素数1〜3のアルコールを、第2の直鎖又は分岐鎖の、開鎖又は環式の、飽和又は不飽和のC2〜C10アルコール、C2〜C8ポリアルコール、直鎖又は分岐鎖の、開鎖又は環式のC4〜C8エーテル又はポリエーテル、直鎖又は分岐鎖の、開鎖又は環式のC2〜C6オキソ化合物、直鎖、環式又は分岐鎖のC2〜C9カルボン酸エステル、C3〜C9炭酸エステル、C1〜C4アルキル基を有する燐酸エステル、5〜7員の芳香族又は非芳香族のN-複素環化合物、炭素数2〜8のスルホキシド又はスルホン、C1〜C4ハロゲノ脂肪族化合物、C3〜C8アミン、C3〜C8酸アミド、C5〜C8炭化水素、直鎖又は分岐鎖のC2〜C6カルボン酸及びC2〜C6ニトリルを含んでなる群からの他の有機化合物との混合物から分離する際に、含水量を混合物と水の量に基づいて1〜30重量%に維持しつつ、上述した混合物を40〜130°C下に親水性膜に供給し、但し供給側の圧力を0.5〜10バールに設定し且つ透過側の圧力を高々100ミリバールに設定し、得られる透過物が水との混合物での第1のアルコールであり且つ得られる保留物が濃縮された形の他の有機化合物であり、そして第1のアルコールの分離後にそれに存在する水を同様に分離する、該第1のアルコールの、その他の有機化合物との混合物からの分離法。
IPC (4件):
C07C 29/76 ,  B01D 53/22 ,  B01D 61/36 ,  C07C 31/10
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平2-006823
  • 特開昭61-119180

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