特許
J-GLOBAL ID:200903036837599610

構造物における杭と上部構造躯体との接合構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野田 茂
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-317499
公開番号(公開出願番号):特開2000-144904
出願日: 1998年11月09日
公開日(公表日): 2000年05月26日
要約:
【要約】【課題】 杭頭部や基礎梁の配筋を簡素化して施工性および経済性を向上できる構造物における杭と上部構造躯体との接合構造を提供すること。【解決手段】 基礎梁16の下面16Bは、場所打ちコンクリート杭12の杭頭部12Aの上端面12Bよりも上方に離間した箇所に位置している。最下階柱18は柱鉄骨3202とコンクリート3204からなる鉄骨コンクリート柱32で構成されている。鉄骨コンクリート柱32は場所打ちコンクリート杭12の断面よりも小さい断面で形成され、鉄骨コンクリート柱32は基礎梁16を上下に貫通し、基礎梁16の下面16Bと杭頭部12Aの上端面12Bとの間を連結しており、柱鉄骨3202の下部は杭頭部12Aに埋め込まれている。鉄骨コンクリート柱32の周囲で基礎梁16の下面16Bと杭頭部12Aの上端面12Bとの間に環状の隙間Sが確保されている。
請求項(抜粋):
場所打ちコンクリート杭の上に上部構造躯体が構築され、前記上部構造躯体は場所打ちコンクリート杭の上方に最下階柱を有する構造物において、前記上部構造躯体の下面は、前記場所打ちコンクリート杭の杭頭部の上端面よりも上方に離間した箇所に位置し、前記最下階柱は前記上部構造躯体を上下に貫通する柱鉄骨から構成され、前記柱鉄骨の下部は前記場所打ちコンクリート杭の杭頭部のコンクリート中に埋設され、前記上部構造躯体の下面と前記杭頭部の上端面との間は前記柱鉄骨により連結され、前記上部構造躯体の下面と前記杭頭部の上端面との間における前記柱鉄骨の断面は場所打ちコンクリート杭の断面よりも小さい、ことを特徴とする構造物における杭と上部構造躯体との接合構造。
IPC (4件):
E04B 1/30 ,  E02D 5/34 ,  E02D 27/00 ,  E02D 27/12
FI (4件):
E04B 1/30 C ,  E02D 5/34 A ,  E02D 27/00 D ,  E02D 27/12 Z
Fターム (8件):
2D041AA01 ,  2D041BA19 ,  2D041CA01 ,  2D041CB05 ,  2D041DA01 ,  2D046AA12 ,  2D046AA15 ,  2D046CA01
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 鉄骨構造建造物
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-326865   出願人:鹿島建設株式会社
  • 柱と杭の接合方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-150842   出願人:東日本旅客鉄道株式会社

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