特許
J-GLOBAL ID:200903036840129969

金属アルコキシドを用いるアルキル-アリール高分子量ケトンの還元

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外9名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-514003
公開番号(公開出願番号):特表2003-506496
出願日: 2000年08月01日
公開日(公表日): 2003年02月18日
要約:
【要約】本発明は、高分子量アルキル-アリールアルコール樹脂を製造する方法、及びその方法により得られる樹脂に関する。本発明の方法においては(Meerwein-Pondorff-Verley還元剤を使用する)、高分子量アルキル-アリールケトン樹脂及び金属アルコキシド還元剤の混合物を溶剤中において組み合せる。混合物を還流させて、高分子量金属アルコキシド中間体及びケトン(それが混合物から除去されて、反応を完了することが可能となる)を形成する。溶剤は、金属アルコキシド中間体と反応して、高分子量アルキル-アリールアルコールを形成する。好ましくは、金属アルコキシド還元剤はアルミニウムイソプロポキシドであり、また、溶剤はイソプロピルアルコールであり、その使用により、高分子量アルキル-アリールアルコールが形成される際にアルミニウムイソプロポキシドの再生が生じ得る。本発明は、また、非水性インクの製造方法、及びその方法により形成されるインクに関する。その方法においては、上述したように、高分子量アルキル-アリールアルコールが、形成され、少なくとも1種の溶剤、ノバラック樹脂、潤滑剤、例えば、セスキオレエート、及び顔料とブレンドされて、インクが形成される。有用なインク溶剤としては、グリコール、グリコールエーテル、環状アミド、アルコール及びそれらの混合物が挙げられるが、これらに限定される訳ではない。
請求項(抜粋):
高分子量アルキル-アリールアルコール樹脂を製造する方法であって、高分子量アルキル-アリールケトン樹脂及び金属アルコキシド還元剤の混合物を溶剤中において形成し;混合物を還流させて、金属アルコキシド中間体及びケトンを形成し;混合物からケトンを除去し;かつ、溶剤を金属アルコキシド中間体と反応させて、高分子量アルキル-アリールアルコールを形成することを含む方法。
Fターム (7件):
4J100BA03H ,  4J100CA31 ,  4J100HA06 ,  4J100HC12 ,  4J100HD04 ,  4J100HE14 ,  4J100JA07

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