特許
J-GLOBAL ID:200903036840676790
癌浸潤及び血管形成の阻害のための組成物及び方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (10件):
中村 稔
, 大塚 文昭
, 熊倉 禎男
, 宍戸 嘉一
, 竹内 英人
, 今城 俊夫
, 小川 信夫
, 村社 厚夫
, 西島 孝喜
, 箱田 篤
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-572045
公開番号(公開出願番号):特表2004-500116
出願日: 2001年03月30日
公開日(公表日): 2004年01月08日
要約:
本発明は、膜プロテアーゼ複合体であって、哺乳類、好ましくはヒト細胞膜から得られるセプラーゼ及びジペプチジルペプチダーゼIV(DPPIV)の2個のホモダイマーから成る複合体に特異的に結合する抗体を提供する。この抗体は、セプラーゼ-DPPIV複合体のDPPIVプロテアーゼに特異的に結合する。この膜プロテアーゼ複合体は、血管形成内皮、移動性線維芽細胞、及び浸潤性癌細胞の前縁の細胞表面インバドポディア上に存在する。本発明の抗体及び免疫複合体は、細胞表面インバドポディアの膜プロテアーゼ複合体に特異的に結合するが、隣接するヒト組織及び血管内の静止細胞とは反応できない。これら抗体及び免疫複合体は、血管形成及び癌伝播の際に浸潤細胞内におけるコラーゲンマトリックスとセプラーゼ-DPPIV複合体との相互作用を遮断するが、他の内皮又は腫瘍細胞との相互作用は遮断しない。本発明は、さらに毛細血管発芽、血管形成及び腫瘍組織内の癌浸潤と転移を阻害するためのDPPIVアンタゴニストの同定方法及びその使用方法を提供する。また、DPPIVアンタゴニストを含む治療組成物も提供される。
請求項(抜粋):
哺乳類DPPIV(ジペプチジルペプチダーゼIV、CD26としても知られる)のエピトープに特異的に結合する単一特異性抗体。
IPC (13件):
C12N15/02
, A61K39/395
, A61K45/00
, A61P3/10
, A61P9/00
, A61P9/10
, A61P9/14
, A61P17/02
, A61P35/04
, A61P43/00
, C07K16/40
, C07K19/00
, C12N5/10
FI (15件):
C12N15/00 C
, A61K39/395 D
, A61K39/395 N
, A61K45/00
, A61P3/10
, A61P9/00
, A61P9/10
, A61P9/14
, A61P17/02
, A61P35/04
, A61P43/00 111
, A61P43/00 121
, C07K16/40
, C07K19/00
, C12N5/00 B
Fターム (56件):
4B024AA01
, 4B024AA20
, 4B024BA53
, 4B024CA07
, 4B024GA03
, 4B024GA11
, 4B024HA20
, 4B064AG27
, 4B064CA01
, 4B064CA10
, 4B064CA19
, 4B064CA20
, 4B064CC01
, 4B064CC24
, 4B064DA01
, 4B064DA14
, 4B065AA91X
, 4B065AA93Y
, 4B065AB05
, 4B065AC14
, 4B065CA25
, 4B065CA44
, 4B065CA46
, 4C084AA19
, 4C084MA02
, 4C084NA05
, 4C084NA14
, 4C084ZA331
, 4C084ZA361
, 4C084ZA441
, 4C084ZA891
, 4C084ZB211
, 4C084ZB261
, 4C084ZC412
, 4C084ZC752
, 4C085AA13
, 4C085AA14
, 4C085AA16
, 4C085AA21
, 4C085BB01
, 4C085BB11
, 4C085CC03
, 4C085DD62
, 4C085EE01
, 4H045AA11
, 4H045AA20
, 4H045AA30
, 4H045BA41
, 4H045CA40
, 4H045DA75
, 4H045DA76
, 4H045EA22
, 4H045EA50
, 4H045FA71
, 4H045FA72
, 4H045FA74
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