特許
J-GLOBAL ID:200903036842852838

安全用スイッチ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西田 新
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-231032
公開番号(公開出願番号):特開平6-076675
出願日: 1992年08月31日
公開日(公表日): 1994年03月18日
要約:
【要約】【目的】ロック機構の有無に拘わらず同一形状の切換用アクチュエータを共用することができ、設置スペースに合わせて全体形状を容易に変更できる安全用スイッチ装置を提供する。【構成】弾性体により回動付勢したロックレバーの係止杆を略円板状のカム状以下に摺接状態に常時当接し、カム状板がスイッチ部を切り換えるまで正方向に回動した時点で、ロックレバーが回動して係止杆がカム状板の係合段部に係入し、カム状板の逆方向の回動を阻止してロックを行なう。切換用アクチュエータは、カム状板を回動させる作動部を形成するのみであってロック機構とは無関係となる。ロックレバーにおけるスイッチ本体の左右端に、ソレノイドの作動ロッドによるロック解除用の作動力を受ける作動杆をそれぞれ設ける。ソレノイド等のユニットをスイッチ本体の左右の何れかに選択的に取り付けられる。
請求項(抜粋):
ドアの開閉等によりオン・オフされる安全用スイッチ装置において、ドア等の可動部材に取付けられる切換用アクチュエータと、このアクチュエータが挿入孔から挿抜されることにより内蔵の受動操作部が作動されてスイッチ部が切り換えられるスイッチ本体と、前記受動操作部を前記アクチュエータの挿入による切り換え状態にロックするとともにこのロック状態をソレノイドの作動により解除するロック機構とからなり、前記受動操作部に、略円板状の周端部に係合段部が切欠かれ、前記アクチュエータの挿抜により両方向に回動されるカム状板と、このカム状板の回動により該カム状板のカム孔およびピンガイド板のガイド部にそれぞれ摺接して所定方向に移動されるカムフォロワピンと、このカムフォロワピンと一体に移動して前記スイッチ部を切り換えるスイッチ切換体とを具備し、前記ロック機構を、前記カム状板に対し直交してこれの上方に位置する基体バーと、前記係合段部に係合するコ字形状であって前記基体バーから延設された係止杆と、前記基体バーの両端部から各々垂設されて前記スイッチ本体の左右端に位置する一対の作動片とが一体形成されたロックレバーを備え、このロックレバーを、弾性体により前記係止杆が前記カム状板の周端面に常時当接する方向に回動付勢して可動状態に保持し、何れか一方の前記作動片に前記ソレノイドの作動ロッドを前記ロックレバーを前記弾性体の付勢力に抗し作動させるよう係合し、前記アクチュエータの挿入により前記カム状板が前記スイッチ部を切り換えるまで回動した時点で前記弾性体の付勢力により前記係止杆が前記係合段部に係入して前記アクチュエータの抜脱方向への移動による前記カム状板の回動を阻止し、前記ソレノイドの作動により前記係止杆が前記係合段部から離間する方向に前記ロックレバーが回動する構成としたことを特徴とする安全用スイッチ装置。
IPC (2件):
H01H 3/16 ,  H01H 9/20

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