特許
J-GLOBAL ID:200903036844977921

粒状物品の集合包装方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 喜幾
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-308324
公開番号(公開出願番号):特開平9-124003
出願日: 1995年10月31日
公開日(公表日): 1997年05月13日
要約:
【要約】【課題】 フィルムが物品外形に沿って密着したタイトな密封シール包装体を得ると共に、フィルム開口端部のシール部の折込みを簡単かつ良好に行なう。【解決手段】 粒状物品群を、待機位置に臨む包装フィルムに向けて押出し供給する。この粒状物品群を、物品保持装置Gにより外側に巻かれた包装フィルムと共に挟持する。物品保持装置Gに挟持した包装フィルムの両側縁部を、合掌状に重合して仮シールした後に密封シールして、密封合掌シール部を形成する。密封合掌シール部を、粒状物品群の胴部に沿って折曲げて熱シール貼着する。筒状の包装フィルムの両開口端部に、ガゼット折込みを施すと共に部分シールする。ガゼット折込み部を密封シールして密封シール耳部を形成すると共に、不要な部分を切断する。各密封シール耳部を、粒状物品群の集合方向両端面に沿って折曲げて熱シール貼着する。
請求項(抜粋):
粒状物品(24a)を所定個数単位で集合して包装する方法であって、原反ロール(11)から引出した両面ヒートシール可能な帯状フィルム(F)を所定寸法毎に切断することにより得られた包装フィルム(F1)を待機位置に供給し、前記待機位置の包装フィルム(F1)と対向する位置に供給された粒状物品(24a)を集合した粒状物品群(24)を、各物品(24a)の端面同士が当接した整列状態として包装フィルム(F1)に向けて押出し供給し、この押出された粒状物品群(24)を、所定角度毎に間欠回転する挟持手段(43)により外側に巻かれた包装フィルム(F1)と共に挟持し、前記挟持手段(43)の間欠回転停止位置で、前記粒状物品群(24)に巻かれた包装フィルム(F1)の両側縁部を合掌状に重合して予熱シールを施すことで該包装フィルム(F1)を筒状にし、前記挟持手段(43)の次の間欠回転停止位置で、先に予熱シールされた包装フィルム(F1)の合掌重合部を密封シールして密封合掌シール部(fa)を形成し、前記密封合掌シール部(fa)を粒状物品群(24)の胴部に沿って折曲げた後、挟持手段(43)の次の間欠回転停止位置で、密封合掌シール部(fa)の折曲げ縁部を対向する包装フィルム(F1)に熱シール貼着し、前記挟持手段(43)の間欠回転停止位置で、筒状にされた包装フィルム(F1)の両開口端部に夫々ガセット折込みを施すと共に、折込み部が介在しないフィルム(F1)の2枚合わせ部に予熱シールを施し、前記挟持手段(43)の間欠回転停止位置で、前記ガセット折込みおよび予熱シールが施された部位を密封シールして密封シール耳部(fb)を夫々形成し、前記挟持手段(43)の間欠回転停止位置で、前記各密封シール耳部(fb)を所定寸法切断し、前記各密封シール耳部(fb)を、前記粒状物品群(24)の集合方向両端面に沿って折曲げた後、該耳部(fb)を対向する包装フィルム(F1)に熱シール貼着するようにしたことを特徴とする粒状物品の集合包装方法。

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