特許
J-GLOBAL ID:200903036846044108

赤外線検出器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-203368
公開番号(公開出願番号):特開平8-068691
出願日: 1994年08月29日
公開日(公表日): 1996年03月12日
要約:
【要約】【目的】積分電流から背景光当分の電流を除去するように構成した二次元赤外線検出器において、ユニットセルサイズを増加させず、又、温度分解能を低下させることなく、物体光の検出感度を高めることができるようにする。【構成】各ユニットセル1内のリセットトランジスタ4を、そのゲートバイアス電圧をリセット期間と積分期間とで切替えることにより、リセット用及び背景光電流除去用として共用する。又、ゲートバイアス電圧切替えのためのスイッチ回路13を二次元配列の外部に設け、リセットトランジスタのゲートバイアス電圧切替えをXシフトレジスタ8の出力▽Mi+1 ,Si により列単位で一括して切替えるように構成して、背景光相当分の電流を除去するときに必要となる定電流源用トランジスタ、そのトランジスタのゲートバイス用キャパシタ及びそのリセット用スイッチを、各セル1内に個別に配置する必要をなくす。
請求項(抜粋):
フォトダイオードが入射赤外光を光電変換して出力する電流を積分するためのキャパシタと前記キャパシタを予め所定電位に充電して初期状態にリセットするためのトランジスタとを少なくとも含むユニットセルを二次元に配列してなるセルアレイと、前記二次元配列の行を選択するための第1のシフトレジスタと、前記二次元配列の列を選択するための第2のシフトレジスタとを備え、リセット期間に前記トランジスタを介して予め充電した前記キャパシタの蓄積電荷を積分期間に前記ダイオードの出力電流により放電させることにより、前記ダイオードへの入射赤外光の光量を前記積分用キャパシタからの放電電荷量に変換するように構成した二次元の赤外線検出器において、前記トランジスタの制御電極電位を前記リセット期間と前記積分期間とで切替えるように構成することにより、前記トランジスタを、前記リセット期間には、前記積分用キャパシタへのリセット電流供給経路を形成するためのスイッチとして用い、前記積分期間には、前記ダイオードの出力電流の一部を供給して前記キャパシタの放電電流を減ずるための定電流源として用いるようにしたことを特徴とする赤外線検出器。
IPC (4件):
G01J 1/02 ,  G01J 1/44 ,  G01J 5/48 ,  H04N 5/33

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