特許
J-GLOBAL ID:200903036849467450

不焼成SiC成形体を用いた焼却炉炉壁の構築方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小倉 亘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-331151
公開番号(公開出願番号):特開平10-169940
出願日: 1996年12月11日
公開日(公表日): 1998年06月26日
要約:
【要約】【課題】 SiC単相の耐火物を使用し、過酷な腐食雰囲気に曝されても優れた耐久性を示す焼却炉の炉壁を構築する。【解決手段】 SiC粒子をアルミナ,水ガラス,リン酸等のバインダで結合した不焼成SiC成形体7を炉殻6に沿って一段又は多段に配列し、隣接する不焼成SiC成形体7の隙間及び炉殻6との隙間をSiC系不定形耐火物8で充填する。不焼成SiC成形体7を炉殻6の表面方向及び直角方向に関して所定間隔で配置し、隣接する不焼成SiC成形体7の隙間をSiC系不定形耐火物8で充填する不定形SiC耐火物の使用割合を多くした築炉もできる。不焼成SiC成形体7は、必要に応じて固定金物で外側のシャモット煉瓦に固定される。また、応力を開放させるスコアラインを適宜の箇所に形成し、炉壁耐火物の大きな座屈や破損を防止できる。【効果】 SiCの単相構造を持っているため、座屈,破損,欠損,亀裂等の欠陥発生が抑制された炉壁をもつ焼却炉が得られる。
請求項(抜粋):
SiC粒子をアルミナセメント,水ガラス,リン酸等のバインダで結合した不焼成SiC成形体を炉殻に沿って一段又は多段に配列し、隣接する不焼成SiC成形体の隙間及び他の炉殻部材との隙間をSiC系不定形耐火物で充填することを特徴とする焼却炉炉壁の構築方法。
IPC (2件):
F23G 5/44 ZAB ,  F23M 5/00
FI (3件):
F23G 5/44 ZAB D ,  F23M 5/00 C ,  F23M 5/00 J
引用特許:
審査官引用 (1件)

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