特許
J-GLOBAL ID:200903036852225750

反射型ゲストホスト液晶表示装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 晴敏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-265005
公開番号(公開出願番号):特開平9-090431
出願日: 1995年09月19日
公開日(公表日): 1997年04月04日
要約:
【要約】【課題】 カラーフィルタを用いる事なく反射型ゲストホスト液晶表示装置をマルチカラー化する。【解決手段】 反射型ゲストホスト液晶表示装置の上側基板1には透明電極3が形成されている。下側基板2には電極4及び反射層13が形成されていると共に、両基板の間隙には電気光学体5が保持されており、印加電圧に応じて画素毎に光変調を行なう。電気光学体5は二色性色素8を含有し且つ透明電極3に沿って一様に配向したゲストホスト型の液晶層6と、所定の光学異方軸を有し反射層13に沿って成膜された位相差層7とを含む積層構造を有する。位相差層7は反射層13で反射される振動成分の往復路中に介在しその振動方向を90°回転して吸収状態にある液晶層6に再入射する。この際、位相差層7のリターデーションを画素毎に最適化して再入射時液晶層6によって吸収される振動成分の波長に選択性を持たせてカラー表示を行なう。
請求項(抜粋):
電極が形成され且つ入射光を受け入れる一方の基板と、電極が形成され且つ所定の間隙を介して該一方の基板に対向配置した他方の基板と、該間隙に保持され両電極の間に印加される電圧に応じて画素毎に光変調を行なうゲストホスト型の液晶層と、該他方の基板側に配置した位相差板及び反射板とを有し、前記液晶層は印加電圧に応じて吸収状態と透過状態に変化し、吸収状態では入射光に含まれる第1振動成分を略吸収する一方これと直交する第2振動成分を略透過し、透過状態では両振動成分を略透過し、前記位相差板は該反射板で反射される第2振動成分の往復路中に介在し該第2振動成分を第1振動成分に変換して吸収状態にある該液晶層に再入射する反射型ゲストホスト液晶表示装置であって、該位相差板のリターデーションを画素毎に最適化して再入射時該液晶層によって吸収される第1振動成分の波長に選択性を持たせてカラー表示を行なう事を特徴とする反射型ゲストホスト液晶表示装置。
IPC (3件):
G02F 1/137 500 ,  G02F 1/1335 510 ,  G02F 1/1335 520
FI (3件):
G02F 1/137 500 ,  G02F 1/1335 510 ,  G02F 1/1335 520

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