特許
J-GLOBAL ID:200903036852321024

C8芳香族混合物からパラキシレン及びエチルベンゼンを分離するための圧力スィング吸着方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 社本 一夫 ,  増井 忠弐 ,  小林 泰 ,  千葉 昭男 ,  富田 博行 ,  松山 美奈子
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-509060
公開番号(公開出願番号):特表2004-502746
出願日: 2001年07月10日
公開日(公表日): 2004年01月29日
要約:
MFI構造のパラ選択性非酸性中程度ポアモレキュラーシーブを用い、高められた温度及び圧力にて気相中で断熱的に運転されるC8芳香族からパラキシレン(pX)及びエチルベンゼン(EB)を分離する圧力スィング吸着(PSA)プロセスが開示される。吸着剤の固定床は、好ましくは吸着されているpX及びEBで飽和されており、供給が停止され、分圧が低下するとpX及びEBを脱着する。pX及びEBが豊富なプロセス流出物を晶析又は模擬移動床吸着により精製して、パラキシレン生成物を得ることもできる。PSAプロセスに用いられるC8芳香族流は、精油所供給物からあるいはトルエン転化により得てもよく、PSAプロセスに入る前に、EB転化触媒と接触させてEB濃度を減少させることもできる。
請求項(抜粋):
パラキシレン、メタキシレン及びオルソキシレンを含むガス状混合物を含むC8芳香族供給物からパラキシレンを実質的に等温条件下で分離する圧力スィング吸着方法であって、 (a)少なくとも0.01gのパラキシレンが単位グラムあたりの吸着剤に吸着され得る温度及び圧力にてパラキシレンを選択的に吸着可能なパラ選択性吸着剤を含む吸着剤に混合物を吸着させ; (b)C8芳香族を基準として全体で約20モル%以下のパラキシレンを含むオルソキシレン及びメタキシレンの混合物を含む第1の流出流を生成させ; (c)非選択性空隙からの供給物を選択的に除去し; (d)パラキシレンの分圧を減少させることによってパラキシレンを選択的に脱着させ; (e)C8芳香族の総量を基準として総量で約50モル%以下のメタキシレン及びオルソキシレンを含むパラキシレン含有流を集める、ことを含む吸着方法。
IPC (3件):
C07C7/12 ,  C07C15/073 ,  C07C15/08
FI (3件):
C07C7/12 ,  C07C15/073 ,  C07C15/08
Fターム (4件):
4H006AA02 ,  4H006AD17 ,  4H006BC51 ,  4H006BC52

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