特許
J-GLOBAL ID:200903036866465304

鉄損特性に優れた一方向性電磁鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外9名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-089001
公開番号(公開出願番号):特開平10-226819
出願日: 1997年04月08日
公開日(公表日): 1998年08月25日
要約:
【要約】【課題】 優れた鉄損特性を確保しつつ、一方向性珪素鋼板の最終焼鈍を連続かつ短時間化することによって製造コストを低減し、良好な鉄損特性の一方向性電磁鋼板を安価に得ることのできる製造方法について提案する。【解決手段】 C:0.005 〜0.07wt%、Si:2.0 〜4.5 wt%、Mn:0.03〜0.30wt%、Al:0.005 〜0.017 wt%、N:0.0030〜0.010 wt%およびSe+S:0.020 wt%以下を含有する鋼スラブに、熱間圧延を施し、次いで熱延板焼鈍を施してから、1回あるいは中間焼鈍を挟む2回以上の冷間圧延にて最終板厚に仕上げたのち、脱炭焼鈍、そして短時間の最終仕上げ焼鈍を施して、一方向性電磁鋼板を製造するに当たり、上記熱延板焼鈍を 700〜950 °Cの温度域で行ったのち、最終冷間圧延の少なくとも1パス間の温度を 100°C以上とし、その後 900°C以上1200°C以下の温度域で3秒以上10分以下の最終焼鈍を施す。
請求項(抜粋):
C:0.005 〜0.07wt%、Si:2.0 〜4.5 wt%、Mn:0.03〜0.30wt%、Al:0.005 〜0.017 wt%、N:0.0030〜0.010 wt%およびSe+S:0.020 wt%以下を含有する鋼スラブに、熱間圧延を施し、次いで熱延板焼鈍を施してから、1回あるいは中間焼鈍を挟む2回以上の冷間圧延にて最終板厚に仕上げたのち、脱炭焼鈍、そして短時間の最終仕上げ焼鈍を施して、一方向性電磁鋼板を製造するに当たり、上記熱延板焼鈍を 700〜950 °Cの温度域で行ったのち、最終冷間圧延の少なくとも1パス間の温度を 100°C以上とし、その後 900°C以上1200°C以下の温度域で3秒以上10分以下の最終焼鈍を施すことを特徴とする鉄損特性に優れた方向性電磁鋼板の製造方法。
IPC (4件):
C21D 8/12 ,  C22C 38/00 303 ,  C22C 38/60 ,  H01F 1/16
FI (4件):
C21D 8/12 B ,  C22C 38/00 303 U ,  C22C 38/60 ,  H01F 1/16 B

前のページに戻る