特許
J-GLOBAL ID:200903036867730133
応力解析方法、プログラムおよび記録媒体
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
来栖 和則
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-345238
公開番号(公開出願番号):特開2006-155254
出願日: 2004年11月30日
公開日(公表日): 2006年06月15日
要約:
【課題】プレス成形による板材の曲げ変形をコンピュータによって解析するために、シェル要素モデルを用いて各シェル要素における応力を解析する技術において、その解析に必要な計算時間の短縮を図りつつその解析の精度を向上させる。【解決手段】各シェル要素につき、板厚方向応力が0である平面応力状態を想定して面内応力の暫定値を算出し(S512)、その暫定値に基づき、板厚方向応力の板厚方向における分布を近似的に定義する関数を特定する(S515)。その関数を用いて、板厚方向応力と共に力学的に成立する仮面内応力を算出し(S516)、面内応力の、各シェル要素の断面上における総和である断面力が増加する量を断面力増分として算出する(S517)。その断面力増分を、板厚方向に並んだ複数の位置にそれぞれ配分する配分量を決定し(S518)、その配分量で仮面内応力を補正して面内応力の最終値を算出する(S519)。【選択図】図14
請求項(抜粋):
プレス成形による板材の曲げ変形をコンピュータによって解析するために、前記板材がそれの面方向に並んだ複数のシェル要素の集合体として前記コンピュータ上でモデル化されたシェル要素モデルを用いることにより、前記各シェル要素の板厚方向における応力である板厚方向応力を考慮した上で各シェル要素の面方向における応力である面内応力を解析する応力解析方法であって、
前記各シェル要素につき、前記板厚方向応力が0である平面応力状態を想定して前記面内応力の暫定値を算出する暫定値算出工程と、
その算出された面内応力の暫定値に基づき、前記板厚方向応力の前記板厚方向における分布を近似的に定義する応力近似関数を特定する応力近似関数特定工程と、
その特定された応力近似関数を用いることにより、前記板厚方向における各位置ごとに、前記板厚方向応力と共に力学的に成立する面内応力を、前記板厚方向応力を考慮した仮面内応力として算出する仮面内応力算出工程と、
前記板厚方向応力の前記板厚方向における分布に基づき、前記面内応力の算出に際して前記板厚方向応力を考慮することに起因して前記面内応力の、前記各シェル要素の断面上における総和である断面力が増加する量を断面力増分として算出する断面力増分算出工程と、
その算出された断面力増分を、前記板厚方向に並んだ複数の位置にそれぞれ配分する配分量を決定する配分量決定工程と、
前記板厚方向における各位置ごとに、前記算出された仮面内応力を、前記決定された配分量で補正することにより、前記面内応力の最終値を算出する最終値算出工程と
を含む応力解析方法。
IPC (2件):
FI (3件):
G06F17/50 612H
, G06F17/50 680C
, B21D5/01 Z
Fターム (6件):
4E063AA01
, 4E063BA01
, 4E063JA01
, 4E063MA18
, 5B046AA05
, 5B046JA07
引用特許:
出願人引用 (1件)
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成形シミュレーション解析方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願2002-203504
出願人:株式会社豊田中央研究所, トヨタ自動車株式会社
審査官引用 (2件)
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