特許
J-GLOBAL ID:200903036869756369

画像符号化装置、画像符号化方法、および画像符号化プログラムを記録した記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小笠原 史朗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-015012
公開番号(公開出願番号):特開平11-289542
出願日: 1999年01月22日
公開日(公表日): 1999年10月19日
要約:
【要約】【課題】 リフレッシュによる符号化量の増加を少なくしつつ、妨害ラインの出現を回避するとともに、伝送エラーの影響を短時間で解消する。【解決手段】 フレーム間符号化方式とフレーム内符号化方式との間で符号化方式を切り換えつつ動画像を符号化する画像符号化装置において、動き情報管理部(2704)が、動画像の各フレームにおけるm個のブロック群(GOB1〜GOB12)のそれぞれの領域内の被写体に所定時点から所定時間Tだけ経過する間に所定のしきい値以上の動きがあるか否かを判別する。この判別結果に基づき、一括リフレッシュ部(2706)は、しきい値以上の動きがある領域のブロック群に対して一括リフレッシュ(1フレームでのフレーム内符号化)を行い、分散リフレッシュ部(2810)は、しきい値以上の動きがない領域のブロック群に対して分散リフレッシュ(ブロック毎に異なるフレームでのフレーム内符号化)を行う。
請求項(抜粋):
動画像の各フレームを予め決められた個数mのブロック群に分割し、各ブロック群に含まれるブロックを単位としてフレーム間符号化方式とフレーム内符号化方式との間で符号化方式を切り換えつつ動画像を符号化する画像符号化装置であって、各フレームにおける前記個数mのブロック群のそれぞれの領域内の被写体に所定時点から所定時間Tだけ経過する間に予め決められたしきい値以上の動きがあるか否かを判別する動き判別手段と、一つのブロック群に含まれる全てのブロックを同一フレームの符号化過程でフレーム内符号化することとして定義される一括リフレッシュを、前記動き判別手段により前記しきい値以上の動きがあると判別された領域のブロック群に対して行う一括リフレッシュ手段と、各フレームにおけるブロック群のうちフレーム内の位置が同一であるブロック群を同一ブロック群と見なして一つのブロック群に含まれる各ブロックをブロック毎に異なるフレームの符号化過程でフレーム内符号化することとして定義される分散リフレッシュを、前記動き判別手段により前記しきい値以上の動きがないと判別された領域のブロック群に対して行う分散リフレッシュ手段と、を備える画像符号化装置。

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