特許
J-GLOBAL ID:200903036877997073

埋設された下水本管に二重のさや管を使用して取付け管を接合する施工方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡 正孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-170783
公開番号(公開出願番号):特開平9-316986
出願日: 1996年05月27日
公開日(公表日): 1997年12月09日
要約:
【要約】【課題】 埋設された下水本管へのさや管の建て込みと貫入にさいして、地盤中の障害物に対して、安全で、しかも、確実な止水と、取付け管の正確な穿孔と接合が出来る。【解決手段】 高圧水パイプ(7)を地盤中に貫入して障害物の有無を探査する。また、外さや管(4)と先端曲線加工付内さや管(10)とを二重に使用して、建て込みと貫入を行い、その間隙(14)に止水剤(12)を注入して止水する。
請求項(抜粋):
地下に埋設された下水本管(1)に路面(3)から取付け管(19)を接合するのに、初めに、外さや管(4)を建て込み、管内の土砂を地上に排出させて、次に、先端曲線加工付内さや管(10)を建て込んで、その先端部の外さや管(4)と先端曲線加工付内さや管(10)の間隙(14)に止水剤注入パイプ(11)を使用して、止水剤(12)を注入して、止水を行ってから、下水本管(1)への穿孔および取付け管(19)を接合する施行方法において、その手順として、(A)路面(3)から、埋設された下水本管(1)に向けて、高圧水パイプ(7)の先端から高圧水を噴射させながら、高圧水パイプ(7)を地盤(2)中に貫入させて、障害物の有無を確認する。(B)外さや管(4)を垂直に建て込み、空気圧衝撃推進機(5)を使用して、外さや管(4)の先端を下水本管(1)の先端まで貫入させる。(C)外さや管(4)の管内の土砂を高圧水パイプ(7)からの噴射水により、撹拌泥水土砂(6)にして、吸引ホース(9)を使用して、地上に排出する。また、転石(28)があれば油圧つかみ機(27)を使用して地上に取り出す。(D)外さや管(4)の管内に、先端曲線加工付内さや管(10)を垂直に建て込んで、外さや管(4)と先端曲線加工付内さや管(10)との間隙(14)に、地上から止水剤注入パイプ(11)を使用して、注入剤(12)を注入して止水する。(E)先端曲線加工付内さや管(10)の管内に、コンクリート管削孔機(18)を入れて、下水本管(1)に、取付け管(19)の接合孔を穿孔する。(F)取付け管(19)を先端曲線加工付内さや管(10)の管内に入れて、穿孔した下水本管(1)に接合する。(G)先端曲線加工付内さや管(10)と取付け管(19)との間隙(14)に、セメントペース(20)を充填した後、先端曲線加工付内さや管(10)と外や管(4)を順次地上に引き抜く。(H)接合した垂直方向の取付け管(19)を水平方向に接続して掘削部分を埋め戻す。以上を特徴とする埋設された下水本管に二重のさや管を使用して取付け管を接続する施行方法。
IPC (4件):
E03F 3/06 ,  E02D 29/12 ,  E21B 7/18 ,  F16L 1/024
FI (4件):
E03F 3/06 ,  E21B 7/18 ,  E02D 29/12 E ,  F16L 1/02 B

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